【高校受験2025】京都府公立前期<数学>講評…難易度は例年並み | NewsCafe

【高校受験2025】京都府公立前期<数学>講評…難易度は例年並み

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【高校受験2025】京都府公立前期<数学>講評
 2025年2月17日(月)、令和7年度(2025年度)京都府公立高等学校入学者選抜の前期選抜が実施された。京都府教育委員会が2025年2月6日に発表した出願状況によると、全日制は前期選抜募集定員5,249人に対し、1万496人が出願。出願倍率は2.00倍で、前年度の2.02倍から0.02ポイント減少した。

 京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、共通学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(共通学力検査3教科)についても、同様に掲載する。

前期共通学力検査<数学>
講評 (京進 提供)

大問1 小問集合 〔やや易〕
大問2 確率 〔標準〕
大問3 関数 〔標準〕
大問4 空間図形 〔やや難〕
大問5 平面図形 〔標準〕
大問6 規則性 〔標準〕

 今年の問題は、大問数6、小問数22で、問題構成、難度ともに例年並み。全体的に基本から標準レベルの問題が多く、ミスを減らすことが重要となる。

 大問1の小問集合は計算問題が中心で、基本的な問題が多い。ここでの取りこぼしは避け、確実に得点したい。

 大問2の確率は、さいころを2個投げ、出た目の積を考える問題。条件を満たす場合をもれなく数え上げることが重要。

 大問3は放物線と双曲線と直線に関する問題。頻出のため、正確に解答し、得点源にしたい。

 大問4は正六角錐の線分の長さや体積を求める問題。どの面を取り出して考えるかがポイント。

 大問5は三角形の相似の証明、線分の長さ、四角形の面積を求める問題。このレベルの証明は確実に書けるようにしておくこと。四角形の面積は△GEFと△FEBに分けて考えると求めやすい。

 大問6はデジタル数字を題材とした規則性の問題。1秒後をうまく処理し、11秒後以降は10秒周期であることに気づくことがカギとなる。大きな出題傾向の変化はなく、対策が立てやすい出題となっている。基本問題、標準問題を速く正確に解き、図形や規則性、整数問題などの難しめの問題に時間を確保することで、高得点が狙える。


 このレポートは2025年2月17日(月)に、速報として京進の中学・高校受験トップシグマにより作成されたもの。

 京進の中学・高校受験トップシグマは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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