私立大学で2025年度一般選抜の合格発表が順次行われており、慶應義塾大学と早稲田大学では2月21日から始まる。過去の入試結果をみると、2024年度の補欠合格者数は慶應義塾大学が832人、早稲田大学が797人だった。 大学Webサイトで過去の入試結果をみると、各年度の合格者数や補欠者数などが確認できる。また、代々木ゼミナールの入試情報サイトでも、主要大学の合格者数や補欠者数、実質倍率、合格最低点などを掲載している。 2024年度の慶應義塾大学一般選抜の補欠者は、文学部が発表数251人、許可数136人、法学部法律学科が発表数79人、許可数46人、商学部A方式が発表数417人、許可数76人、医学部が発表数96人、許可数30人、総合政策学部が発表数101人、許可数37人など。合計で2,475人が補欠者として発表され、計832人が補欠合格した。 2024年度の早稲田大学一般選抜の補欠者は、法学部が発表数139人、許可数126人、社会科学部が発表数130人、許可数52人、文学部が発表数241人、許可数74人、創造理工学部が発表数203人、許可数5人、先進理工学部が発表数335人、許可数59人など。合計で3,331人が補欠者として発表され、計797人が補欠合格した。 慶應義塾大学と早稲田大学の一般選抜では、合格発表時に補欠者が発表される。なお、補欠者は合格者ではなく、補欠合格発表により合格となった場合に初めて合格者となる。補欠者が繰り上げ合格になるとは限らず、正規合格者の入学手続状況により欠員が生じた場合に限り、順次入学を許可される。年度による変動が大きいため、過去の実績は参考程度にしておくのが望ましい。