東京都教育委員会は2025年1月20日、2025年度(令和7年度)都立高等学校入学者選抜の推薦に基づく選抜について応募状況を公表した。都立高校の全日制全体の応募倍率は、前年度比0.2ポイント減の2.28倍。各校の出願倍率は、青山(普通)4.25倍、三田(普通)4.08倍など。 都立高校の推薦に基づく選抜は、1月9日から16日まで願書を受け付けた。全日制162校の募集人員9,407人に対して、応募人員は2万1,467人。出願締切後の確定応募倍率は、全日制全体で前年度より0.20ポイント減の2.28倍となった。 学科別の応募状況をみると、普通科は応募倍率2.60倍(前年度比0.27ポイント減)、専門学科は1.52倍(前年度比0.04ポイント減)、総合学科は2.24倍(前年度比0.05ポイント減)。もっとも倍率が高かったのは、芸術科4.13倍(前年度比0.77ポイント減)、ついで体育科3.50倍(前年度比0.79ポイント増)。 全日制普通科(コース、単位制以外)の学校別の応募倍率は、青山4.25倍がもっとも高く、三田4.08倍、駒場4.07倍、南葛飾4.07倍、豊島4.00倍、城東3.97倍、鷺宮3.95倍、東村山3.88倍、小岩3.83倍、大崎3.66倍、竹台3.56倍、戸山3.55倍と続いた。 普通科単位制では新宿5.31倍、大泉桜4.50倍、専門学科では文京(工芸、デザイン)5.10倍、総合芸術(美術)5.08倍、駒場(保健体育)5.00倍などが高かった。 推薦に基づく選抜は、1月26日と27日に検査を実施。1月31日に合格者を発表する。