鳥取県教育委員会は2025年1月24日、2025年度(令和7年度)県立高校特色入学者選抜の志願者数をWebサイトに掲載した。全日制で1,093人(県外38人)が志願しており、競争率は1.19倍。最高倍率は、米子南の家庭学科(生活創造科・調理コース)で3.25倍だった。 鳥取県立高校入学者選抜では、学科またはコースの特性に応じて、校長が定める出願要件を満たす者のうちから特色入学者の選抜を実施できる。2025年度は中学校卒業者数4,843人、高校の募集定員3,948人のうち、特色選抜(全日制課程および定時制課程)での募集人員は935人(うち県外104人)で、特色募集定員/高校募集定員の比率は23.68%。1月23日と24日に応募を受け付けた。 全日制課程では、20校40科4コース(うち県外は13校26科)で特色募集を実施。県全体の特色募集人員917人(うち県外104人)中、志願者数1,093人(うち県外38人)で、競争率は1.19倍となった。最高倍率は、米子南の家庭学科(生活創造科・調理コース)で3.25倍、最低倍率は境港総合技術の工業学科(電気電子科)で0.22倍。10校19科で、志願者が特色募集人員を下回った。 定時制課程では、1校1学科(鳥取緑風・総合学科)で特色選抜を実施。募集人員18人中、志願者は16人で競争率は0.89倍。 今後、2月3日に面接・口頭試問、学力検査、作文・小論文、プレゼンテーション、実技検査などを実施し、10日に合格発表を行う。入学確約については、2月12日正午までに各高等学校長へ提出することとしている。