熊本県教育委員会は2025年1月24日、2025年度(令和7年度)公立高等学校入学者選抜における前期(特色)選抜の出願状況を発表した。前期選抜の出願倍率は1.63倍。学校別の倍率では、第一(普通・英語コース)の8.90倍がもっとも高かった。 2025年度熊本県公立高校入学者選抜の前期(特色)選抜は、出願を1月24日正午まで受け付け、同日に出願状況を発表した。前期選抜の募集定員3,474人に対して、5,678人が出願。倍率は1.63倍で、前年度(2024年度)の1.59倍より0.04ポイント増となった。 各学校の倍率をみると、第一(普通・英語コース)の8.90倍がもっとも高く、前年度より1.1ポイント増となった。ついで第二(理数)5.15倍、熊本農業(食品工業)4.90倍、熊本北(理数)4.30倍、高森(マンガ学科)4.18倍、熊本工業(機械)3.85倍、同(建築)3.50倍、熊本商業(商業)3.35倍、必由館(文理総合探究・文理コース)3.34倍、同(文理総合探究・芸術コース)3.33倍などが高倍率となった。 前期選抜では、面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、小・中学校における総合的な学習の時間の成果の発表に関するものなど、各学校が独自に行う。検査実施日は2月3日、選抜の結果は2月10日に通知。後期(一般)選抜は、出願を2月12日~17日に、出願変更を2月18日~20日に受け付ける。学力検査は3月4日・5日に実施、合格発表は3月12日に行う。追検査は3月13日に実施し、合格発表は3月17日に行う。 また、2025年度(令和7年度)熊本県立高等学校中高一貫教育(連携型)に係る入学者選抜における出願者数についても公表。小国(普通)は、募集定員80人に対し、出願者数は30人。倍率は0.38倍となっている。