静岡県私学協会は2025年1月29日、2025年度（令和7年度）静岡県私立高校入学試験の志願状況を発表した。全日制私立39校の志願倍率は2.32倍。普通科の高校では浜松学院興誠5.27倍、聖隷クリストファー4.90倍、磐田東4.56倍、浜松学芸4.37倍など。 静岡県の全日制私立高校は、1月15日から23日にWeb出願、1月28日と29日に願書（調査書）を受け付けた。全日制私立高校39校の募集定員1万1,520人に対して志願者数は2万6,762人、志願倍率は2.32倍であった。なお、募集定員には併設または付属中学校からの内部進学者数を含む。 学校・学科別の志願倍率は、浜松学院興誠（普通）5.27倍がもっとも高く、ついで聖隷クリストファー（普通）4.90倍、磐田東（普通）4.56倍、浜松学芸（普通）4.37倍、藤枝明誠（英数）4.21倍、静岡学園（教養科学）3.88倍、星陵（英数）3.71倍、星陵（普通）3.64倍など。 このほか、静岡サレジオ（普通）1.68倍、藤枝明誠（普通）2.74倍、加藤学園暁秀（普通）2.01倍、日本大学三島（普通）2.09倍、浜松日体（普通）3.04倍、御殿場西（普通）1.88倍、桐陽（普通）2.61倍などであった。 今後、静岡県私立高校の全日制入学試験は、2月4日と5日に検査などを行い、2月14日に合格者を発表する。また、全日制再募集試験Aは2月14日から18日にWeb出願、2月18日・19日に願書受付、2月20日に作文・面接などを実施し、合格者を2月25日までに発表する。全日制再募集試験Bは、3月18日以降に願書を受け付け、学校ごとに検査および合格発表を行う。 狭域通信制は願書受付期間中であり、調査時点の暫定志願者数はキラリ（普通）が募集定員500人に対し603人、沼津中央（普通）が募集定員80人に対し30人、静岡学園なごみが募集定員80人に対し12人、静清（普通）が募集定員80人に対し17人。飛龍（普通）は募集定員40人で、調査時点で志願者はなかった。
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