2025年1月18日と19日に行われる大学入学共通テストについて、ウェザーニュースは天候が比較的穏やかであると予想している。現時点では、荒れた天気になる可能性は低く、交通機関の乱れも少ない見通しだ。 同テストは全国の受験生にとって重要な試験であり、天候の影響が懸念されることが多い。しかし、今回は高気圧が日本付近を通過するため、風が強まることはなく、週の中頃に強まる冬型も週末には弱まると予想されている。18日には高気圧が本州付近に移動し、日本列島を覆う見込みで、19日には高気圧の中心が日本の東に離れるものの、低気圧や前線の発達は見られないという。 上空の寒気は19日にかけて次第に北へ退くとされ、シアーラインや気圧の谷の影響で一部地域で雪や雨が降る可能性はあるが、強まることはないとみられている。このため、気象要因で交通機関が大きく乱れることはほとんどない見通しだ。 主要都市の予報によれば、西日本や東海地方は土日ともに晴れる所が多く、関東地方では19日にシアーラインの影響で南部ににわか雨の可能性がある。北日本では日本海側で一時的に雪や雨が降る見込みだ。週中頃には大雪が予想されているため、週末も足元に注意が必要である。 全国的に朝晩は冷え込みが予想され、特に18日は名古屋市でも冬日となる見込みだ。昼間との気温差が大きくなるため、試験に向かう際の服装には注意が必要である。受験生は体調管理に気を付け、万全の状態で試験に臨んでほしい。