孫正義育英財団は、2025年1月15日から3月3日まで、25歳以下の若手人材を対象に第9期支援人材を募集する。選考通過者は財団生として認定され、希望者には支援金が給付される。オンライン説明会は1月27日に開催される予定で、30人程度を財団生として認定する。 同財団は、高い志と異能を持つ若手人材に対し、才能を開花できる環境を提供し、人類の未来に貢献することを目的として2016年に設立された。現在、9歳から29歳の合計166人を財団生として認定している。2024年には、欧州と日本で大学の研究室訪問を行うサマープログラムや、財団生が一同に会する活動報告会を開催した。これらのイベントを通じて、財団生は知識や見解を共有し、学びを深めている。 募集期間は2025年1月15日午前10時から3月3日午後2時までで、募集人数は30人程度。支援内容としては、渋谷キャストに開設された施設の提供、各分野の専門家による講演会やネットワーキングイベントの開催、進学・留学や研究活動に対する支援金の給付が含まれる。支援金の内容や金額は、対象者の将来の目標に応じて個別に検討され、原則として返済の義務はない。 応募資格は、応募時点で25歳以下であり、国際大会や全国大会で優秀な成績を収めた者、国際的に通用する資格を保有する者、学業や研究活動で秀でた成果を上げた者、起業準備中または既に事業で業績を上げている者、財団事務局の論文選考で優れた思考を発揮した者のいずれかに該当することが求められる。 オンライン説明会は、2025年1月27日に日本語と英語で開催し、事前登録が必要となる。説明会では、財団の概要や支援内容、選考フローについて説明する予定。参加希望者は、2025年1月8日から財団のWebサイトで事前登録が可能だ。 孫正義育英財団は、若手人材が新しい価値観やテクノロジーに触れ、仲間と交流することで自らの可能性を広げ、未来をつくる人材へと成長するための支援を続けていく。詳細は財団のWebサイトで確認できる。