ウェイブダッシュが運営する「生活ガイド.com」は、「全国住み続けたい街ランキング2024」を発表した。1位は「福岡県宗像市」(前回39位)、2位は「福岡県福津市」(前回1位)、3位は「福岡県福岡市」(前回6位)と、トップ3はすべて福岡県が独占した。 「全国住み続けたい街ランキング2024」は、2022年10月1日から2024年9月30日までの期間にログインした生活ガイド.com会員2万8,099人を対象に、住んでいる街を住みたい街としても選んだ割合をもとに作成。住んでいる街の回答者数が15以下の市区町村は除外している。 1位は「福岡県宗像市」(前回39位)、2位は「福岡県福津市」(前回1位)、3位は「福岡県福岡市」(前回6位)、4位は「新潟県上越市」(前回ランク外)、5位「愛知県みよし市」(前回ランク外)。トップ3はすべて福岡県が独占した。また、2023年に子育て制度が充実した街として注目された「千葉県流山市」は前回48位から8位へ、「兵庫県明石市」は前回36位から13位へと急浮上するなど、コロナ禍明けの傾向として都市部周辺の街への回帰も見られた。 このランキングは、住みたい街ランキングとは異なり、実際に住んでいる人々の意見を反映しているため、住みやすさをより具体的に示すものとされている。2024年度は大都市圏へのアクセスが良い周辺地域や住宅都市が上位に並び、都市周辺地域での生活満足度が高いことがうかがえる。 住み続けたい街ランキングと住みたい街ランキングでは、居住歴に関係なく投票できるかどうかの違いから、結果が大きく異なる場合がある。住みやすい街を探す際には、このランキングとともに、転入・転出数や転出率などの街の状況を確認することが重要だろう。生活ガイド.comでは、全国815市区の転入または転出状況をランキング形式で確認できるページも提供している。 また地域に関するユニークなテーマで会員からの投票を受け付ける「みんなのランキング」も定期的に発表。地域・行政情報を掲載するWebサイトとして、住まい探しや暮らしに役立つ情報を提供している。水道をはじめとする公共料金や補助金、子育てに関する情報など、さまざまな情報が充実しており、興味のある人は生活ガイド.comを訪れてみてほしい。