上智大、初の女性学長誕生…2025年4月就任 | NewsCafe

上智大、初の女性学長誕生…2025年4月就任

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総合人間科学部教育学科の杉村美紀教授、次期学長へ
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 上智学院は2024年9月30日、理事会において、総合人間科学部教育学科の杉村美紀教授を次期学長とすることを決定した。上智大学創立以来、初の女性学長が2025年4月1日に誕生する。任期は2029年3月31日までの4年間。

 今回の上智大学長の選出は、現学長の曄道佳明教授の任期満了にともなうもの。上智学院では2016年1月に「上智大学長の選任に関する規則」を改正し、改正後のプロセスのもと学長を選任。候補者選考委員会に加え、教職員からも学長候補者の推薦がなされ、選考委員会がこれらの被推薦者の中から対象者を絞って面接。最終的に学長候補者2名を選定し、2名について教職員が候補者を評価する「学長候補者に係る調査」を行い、理事会はその結果を参考にして、次期学長として杉村美紀教授を選任した。

 女性学長の就任は、1913年の上智大学の創立以来初。任期は、2025年4月1日から2029年3月31日までの4年間。

 次期学長に就任する杉村美紀教授(1962年生まれ・満62歳)は、1998年12月に東京大学の博士号(教育学)を取得し、上智大学には2002年より在籍。現在は総合人間科学部教育学科教授のほか、アジア太平洋環境研究大学ネットワークや国連大学サステナビリティ高等研究所の客員教授、日本学術振興会学術システム研究センターの社会科学班主任研究員を兼任。専門は比較教育学、国際教育学、多文化教育論。
《川端珠紀》

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