【大学受験2026】東京家政大、心理カウンセリング学科再編 | NewsCafe

【大学受験2026】東京家政大、心理カウンセリング学科再編

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心理カウンセリング学科再編(2026年4月構想中)イメージ
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 東京家政大学は2024年9月27日、2026年4月に人文学部心理カウンセリング学科に新たに「マネジメントコース」を設置予定であることを発表した。同時に既存の教育課程を「学校保健コース」と「心理支援コース」に再編し、入学定員を95名から120名に増加する。

 心理カウンセリング学科では、心理学やカウンセリングの専門的知識・スキルを実践的に生かし、教育分野をはじめとした多様な分野で、子供から高齢者まで幅広い人々の「心とからだの健康」に関する諸問題の解決に寄与できる力や、ビジネスシーンで求められる「人に寄り添う共感型リーダーシップ」「データ分析力」に対応できる能力を身に付けることができるという。

 同学科では、心理学と汎用的に役立つ力を身に付けるジェネリック・スキル科目を4年間学ぶとともに、心理学・カウンセリングに関する多彩な講義や実習授業を通して、心の専門家に必要な実践力の習得を目指す。コース選択は3年進級時に行うが、自コースの学習を進めながら他コースの科目も履修できるため、学校保健コースで養護教諭免許の取得を目指しながら、心理支援コースの科目を履修し認定心理士資格を取得することも可能。また、心理支援コースで公認心理師に関する学びを深めながら社会調査士資格を取得、マネジメントコースで学びながら公認心理師関連科目を履修といった学び方もできる。

 新設の「マネジメントコース」では、心理学とカウンセリング、社会調査の学びを基盤とし、ウェルビーイング経営概論、マーケティング心理学、消費者行動分析演習などを学ぶことで、ひとりひとりの心と向き合う「傾聴力」を磨きながら、組織マネジメント力、経営マネジメント力、客観的な思考・判断を行うためのデータ分析力などを習得。学科の学びで得た「人を理解する姿勢」や高い「コミュニケーション力」「ストレスマネジメント力」をもって、課題に対して周囲と協働しながら主体的に取り組む姿勢をもつ人材の育成を目指すとしている。

 なお、現在構想中のものであり、今後変更される可能性がある。
《中川和佳》

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