2025年度版の一家に1枚…テーマは「量子技術」に決定 | NewsCafe

2025年度版の一家に1枚…テーマは「量子技術」に決定

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「一家に1枚」シリーズ(一部)
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  • サイエンスアゴラ2024
 文部科学省は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)版学習資料「一家に1枚」のテーマを決定したと発表した。第21弾となる2025年度版学習資料のテーマは、「一家に1枚 量子技術~量子コンピュータまでの100年!」。完成後に全国の小中高校、大学などに配布するとともに、2025年4月の第66回科学技術週間にあわせ、全国の科学館、博物館などを通じて広く配布する予定。

 文部科学省は、科学技術に関して広く一般国民の関心と理解を深め、科学技術の振興を図ることを目的に、2025年4月14日~20日に第66回科学技術週間を実施する。期間中は、全国の大学や研究機関、科学館において研究施設公開や講演会など、多くの関連イベントが開催される。

 この科学技術週間にあわせ、文部科学省では2005年より、科学に対する興味・関心を高めてもらうことを目的に、学習資料「一家に1枚」を制作。今回、第21弾となる2025年度版学習資料のテーマを「一家に1枚 量子技術~量子コンピュータまでの100年!」に決定したことを公表した。

 ポスターの企画・制作は、大阪大学量子情報・量子生命研究センター(QIQB)、QEd(代表:野口篤史氏)、QunaSys(担当:高椋章太氏)、大阪大学広報・ブランド戦略本部クリエイティブユニットが担当。東京大学特命教授 兼 大阪大学名誉教授の井元信之氏をはじめ、多くの有識者が監修にあたる。

 ポスターは2024年度末に完成する見込み。完成後は、全国の小・中・高校、大学などに配布するとともに、配布に協力する全国の科学館・博物館などを通じて第66回科学技術週間中に広く配布を行う予定。現在、「科学技術週間」のWebサイトにおいて、配布協力機関の募集を行っている。

 また、10月26日・27日に行われるサイエンスアゴラ2024において、「一家に1枚」制作にあたり来場者と意見交換を行う企画を実施。「一家に1枚」制作チームのブースにて行われる。なお、過去に制作された全20枚の「一家に1枚」シリーズは、「科学技術週間」のWebサイトにてすべて閲覧・ダウンロードできる。
《畑山望》

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