長野県佐久市にある「さやか星小学校」は、2026年度の新入学および転入児童募集に向けて、2025年12月18日に保護者向け学校見学会と移住相談会を開催する。 同校は、デジタルテクノロジーと行動分析学を組みあわせた先進的な教育モデルをもとに、2024年4月に開校。開校以来、不登校ゼロ・保健室登校ゼロを継続している。家庭と学校が連携し、子供たちが安心して楽しく挑戦できる学校文化を築いている。 長野県佐久市は、東京駅から北陸新幹線で約70分とアクセス良好で、自然豊かでありながら都市圏との距離が近い地域。新幹線通勤やリモートワークが普及した現在、在校生の8割以上が県外からの教育移住となっている。「豊かな自然環境と最先端の教育を同時に選びたい」「家族の暮らし方を根本から見直したい」という家庭からの関心も年々高まり、都市部からの受験者が増えている。 同校では、学びは教師が一方的に提供するものではなく、子供・保護者・地域・専門家など、関わるすべての人がともに学びをつくる「学びクリエイター」として位置づけている。多様な人々が連携し、学校を「学びと創造・協働の場」として、ともに学んでいる。 教育の特色として、行動分析学×デジタル技術で「学び」と「関係性」をアップデートしている。家庭と学校で「意欲」と「行動」を育てるため、行動分析学に基づき、小さな成功体験の積みあげ、望ましい行動を増やす環境づくり、挑戦したくなる仕掛けを取り入れ、子供たちが「自分から学びに向かう」行動を育成している。 同校の中心にはPBS(ポジティブ行動支援)があり、良い関係が自然と生まれ、互いを尊重する文化を科学的に設計している。全校道徳「太陽と月の集い」では、具体的な場面についてディスカッションし、適切な対応の仕方を実際に練習する。また、「人が集まる場では、いじめは起こりうる」という現実的な前提に立ち、いじめ防止は3Rを基盤としている。Recognize(認める):小さな違和感も「兆し」として扱う、Report(報告する):子供も大人も安心して報告できる、Respond(対応する):いじめはもちろん、力関係の不均衡に対してチームで迅速に対応する。 パーソナライズ学習では、子供ひとりひとりの「強み」や「学びの進度」や「学びの方略」をアセスメントし、個別最適な学びを設計している。得意な領域、集中しやすいスタイル、好きなもの・興味関心、行動パターンや学習履歴などを継続的にアセスメントし、強みを起点に「できる」を増やしていくパーソナライズ学習を実施している。 同校が重視するのは「マルチものさし」。学業成績や評価軸だけで子供を判断せず、複数の視点から捉えることで、子供の学びと意欲を引き出している。 行動分析学×デジタルのオリジナル教材「デジロク」は、「学習履歴の可視化」「自立的な学習」「スタンプによる達成感」を実現した子供に大人気の教材。新教材の開発も順次進めており「学びを楽しくする仕組み」を継続的にアップデートしている。 12月18日の学校見学会では、教室や授業の実際のようすをみることができる。行動分析学に基づく学習・生活の取組みや、デジタル教材がどのように活用されているかを紹介する。同日開催のホシノマチ不動産の移住相談会では、佐久市への移住や住環境について個別に質問できる。 2025年度、東京・群馬・佐久平で開催した教育講演会(登壇:奥田健次氏・島岡次郎教務主任)のアーカイブ動画も希望者に提供している。 第2回入学検定は2026年1月24日に実施。願書受付期間は2026年1月5日~16日(郵送必着)。募集要項および願書は、さやか星小学校公式Webサイトからダウンロードできる。◆学校見学会+移住相談会日時:2025年12月18日(木)9:30~11:25場所:さやか星小学校(長野県佐久市入澤郵便長野県佐久市入澤152−1)対象:2026年度新1年生~新4年生の保護者申込方法:Webサイトより申し込む