ウェザーニューズは、2025年12月14日ごろに極大を迎える三大流星群の1つ「ふたご座流星群」の観測を楽しんでもらうため、見ごろとなる14日夜から15日明け方の全国の天気傾向を発表した。14日夜は日本海と本州の南岸を進む低気圧の影響で、広い範囲で雲の影響を受ける可能性がある。 発表された天気傾向によると、14日夜から15日明け方にかけて、日本海と本州の南岸を、低気圧がそれぞれ発達しながら進んだ後、次第に強い冬型の気圧配置となり、広い範囲で雲の影響を受ける予想。他の地域と比べて比較的期待できる「チャンスあり」の地域は、低気圧通過後に天気が回復に向かう関東以西の太平洋側だという。 まだ予測には不確実性があるものの、12月9日の発表時点では北日本や日本海側の地域ほど、雲の影響を受けやすいと考えられ、沖縄も寒気の影響を受けて雲が優勢になる予想のため、流星観測は「難しそう」だという。最新のマップはアプリ「ウェザーニュース」の「星空情報」、またはウェザーニューズのWebサイト「ふたご座流星群」で確認できる。 24時間生放送の気象情報番組「ウェザーニュースLiVE」では、12月14日午後9時から、ふたご座流星群のようすを生中継する特別番組を配信する。各地の流星を高感度カメラで捉え、詳しい解説を交えながら流星を届ける。番組はYouTube LIVEやTikTok LIVEなど各種動画サイトで視聴できる。 流星観測が難しいエリアの人や、暖かい室内で流星を見たいという人は、「ウェザーニュースLiVE」の特別番組を楽しんでほしいとしている。なお、気象状況によっては番組の放送時間が変更になる場合や、放送自体が中止になる場合がある。