瑞穂MSC高校、12月転入でも3月卒業「短期集中プラン」提供開始 | NewsCafe

瑞穂MSC高校、12月転入でも3月卒業「短期集中プラン」提供開始

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短期集中プラン
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  • 2025年2月転入 R.Tさん(大阪府)
  • 2024年10月転入 K.Aさん(静岡県)
  • 2024年12月転入 D.Yさん(千葉県)
 広域通信制高校の瑞穂MSC高等学校は2025年11月20日より、高校生の進級・卒業の課題解決を目指し、短期集中プランの提供を開始した。不登校や出席不足で退学や留年になりそうな生徒も、新しいプランを利用して進級や卒業を目指すことができるという。

 同校のネットコースでは、登校は3月に1週間程度のみで済み、基本はインターネットを活用した学習により進級・卒業が可能。また、12月転入や3月卒業、大学進学も受け付けており、現在の学校から転入を検討している高校生にも対応している。この短期集中プランによって、出願書類到着から約2週間での転入が可能になる。

 このプランでは、個々の生徒の生活にあわせたスケジュールを提案し、進捗管理を行うため、自己管理が苦手な生徒でも安心して学べる環境が整っている。卒業条件であるスクーリングと単位認定試験も3月に実施される。

 2024年度もこのプランを利用した生徒の中で、多くが進級や卒業を果たしている。たとえば、2025年2月に転入したR.Tさん(大阪府)は、前の学校で75単位を取得していたが、卒業が難しい状況にあり、瑞穂MSC高校に相談して転入。さらに3単位を履修して無事3月に卒業を果たした。

 2024年10月に転入したK.Aさん(静岡県)は、体調不良により前の学校では1年で2単位しか取得できなかったものの、MSCでの転入後、2年次に転入し、現在は3年次生として36単位を履修中。大学進学を目指して校内予備校で勉強している。

 また、2024年12月に転入したD.Yさん(千葉県)は、MSCの支援のもと、高1の冬に転入し、1年以内に24単位を習得。卒業後は調理師専門学校に進学予定だ。

 転入は随時受け付けており、3月の単位認定試験に間に合う日程であれば、当年度内の単位取得が可能。具体的には2026年2月14日までに出願すれば10単位程度の取得が見込まれる。また、前籍校からの単位の引継ぎも行っているため安心だという。

 瑞穂MSC高等学校は、広域通信制高校として2023年に開校し、ネットコースおよび通学コースを有する。生徒ひとりひとりに担任と副担任を配置し、手厚いサポートを提供している。2024年度は卒業率100%を達成し、学生の進路も高い決定率を記録している。さらに、キャンパスは全国に3か所あり、11か所に学習室を保有する。
《吹野准》

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