さいたま市は2025年7月7日、「SAITAMA Minecraft AWARD 2025」の作品募集を開始した。小学生~高校生対象のまちづくり部門と、小学生対象のフォト部門の2部門で募集する。 このコンテストは、さいたま市が国土交通省の「Project PLATEAU」に参画し、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進する一環として行われる。運営は角川アスキー総合研究所が担当。実在する都市を再現する3D都市モデルのデータを活用し、さいたま市の「浦和エリア」および「大宮・さいたま新都心エリア」のマインクラフトワールドデータを作成・公開することで、まちづくりに関心をもつ子供・子育て世代など多くの人々に参加を促すことを目的としている。 「SAITAMA Minecraft AWARD 2025」では、さいたま市のワールドデータを活用した「まちづくり部門」と、新設の「フォト部門」の2部門で作品を募集する。作品募集テーマは「もっと暮らしやすく、もっとワクワクする2050年のさいたま~マイクラでつくろう、わたしたちの未来のまち~」。 まちづくり部門では、小学生から高校生を対象に、さいたま市が目指すべきまちづくりのビジョンを考え、その実現に向けた課題を探求し、解決につながるまちづくりや施設の建築を行う。さいたま市ワールドデータの活用が必須で、都市計画、住環境、交通、地域活性化、防災、環境、グリーンインフラ、コミュニティ、ユニバーサルデザイン、スマートシティなど、さまざまな分野の課題設定が可能。募集期間は2025年7月7日から12月14日まで。 フォト部門は小学生を対象に、作品画像のみの審査となるため、気軽に参加できる。さいたま市ワールドデータの活用は必須ではないが、まちづくり部門同様に、さいたま市が目指すべきまちづくりのビジョンを考え、その実現に向けた課題を探求し、解決につながるまちづくりや施設の建築を行う。募集期間は2025年7月7日から11月16日まで。 作品制作をサポートするセミナーイベントも開催される。7月26日には、大宮ソニックシティでハンズオンが行われ、技術サポーターがマインクラフトワールドデータのインポートをサポートする。参加対象はさいたま市内在住または在学の小学校1年生から中学校3年生で、各回30名が先着順で参加できる。参加費は無料で、申込締切は7月20日まで。 さらに、8月10日には、さいたま市を再現したマインクラフトワールドデータを舞台に、未来のまちについてアイデアを発想しながら、オリジナルの建物を作るワークショップが開催される。こちらも参加対象はさいたま市内在住または在学の小学校1年生から中学校3年生で、定員は50名。参加費は無料で、申込締切は7月11日まで。◆SAITAMA Minecraft AWARD 2025テーマ:「もっと暮らしやすく、もっとワクワクする2050年のさいたま~マイクラでつくろう、わたしたちの未来のまち~」募集部門:まちづくり部門(対象:小学生~高校生)・フォト部門(対象:小学生)締切:まちづくり部門2025年12月14日(日)・フォト部門2025年11月16日(日)◆マイクラハンズオン日時:2025年7月26日(土)12:30~13:00、14:00~14:30、15:30~16:00、17:00~17:30、18:30~19:00会場:大宮ソニックシティ 6階 602会議室(さいたま市大宮区桜木町1丁目7-5)対象:さいたま市内在住または在学の小学校1年生から中学校3年生募集人数:各回30名締切:2025年7月20日参加費:無料持ち物:マインクラフトJava版、統合版、教育版のいずれかがインストールされたパソコンもしくはタブレット申込方法:各回の申込フォームから必要事項を入力※先着順※参加する子供1名につき保護者1名まで来場可◆マイクラまちづくり体験ワークショップ日時:2025年8月10日(日)13:00~17:00会場:大宮ソニックシティ 4階 国際会議室(さいたま市大宮区桜木町1丁目7-5)対象:さいたま市内在住または在学の小学校1年生から中学校3年生募集人数:50名締切:2025年7月11日参加費:無料持ち物:マインクラフトJava版、統合版、教育版のいずれかがインストールされたパソコンもしくはタブレット申込方法:専用フォームにて必要事項を入力