桜の聖母短期大学は2025年4月21日、2026年度入学生より共学化を実施すると発表した。桜の聖母学院中学校も2026年4月から共学の小中一貫校として福島市花園町キャンパスで新たにスタートする。一方、桜の聖母短期大学の生活科学科食物栄養専攻は、2026年度から学生募集を停止する。 4月14日に行われた理事会で、2026年4月入学生より共学化への移行を決定。2026年4月から桜の聖母学院中学校も共学の小中一貫校として福島市の花園町キャンパスにてスタートすることを決めた。共学化することは、多様性を重視している現代社会において大切なことであると考えており、共学化を機にこれまで以上に地域に開かれた学びの場としての社会的役割を果たすべく、より一層の教育内容の充実を図るという。 一方で、2026年度入学生から生活科学科食物栄養専攻の学生募集を停止することも発表した。これは、社会のニーズの変化を踏まえ、大学の教育資源をより効果的に活用するための判断であるという。食物栄養専攻の在学生に対しては、卒業までこれまでと同様の教育を実施し、資格取得や就職につながるよう、しっかりとサポートを行うとしている。 桜の聖母短期大学は、時代の変化に対応した質の高い教育を提供し続けることを目指している。今後も多様性を尊重した教育方針を推進し、地域社会に貢献する学びの場を提供していく方針だ。