【中学受験2026】大阪教育大附属池田中、理社・実技を廃止…試験日や定員も変更 | NewsCafe

【中学受験2026】大阪教育大附属池田中、理社・実技を廃止…試験日や定員も変更

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大阪教育大学附属池田中学校
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  • 2026年度からの学級編成の変更について
 大阪教育大学附属池田中学校は2025年4月12日、2026年度(令和8年度)からの改革について、学校Webに掲載した。入試制度改革として、理科・社会、実技試験を廃止するほか、試験は例年より1週間早い2026年1月17日午前に実施。募集定員は、これまでの4クラス144人から、3クラス108人に変更する。

 大阪教育大学附属池田中学校では、20年後、30年後に活躍できる力をより伸ばすため、2026年度入学者選抜からさまざまな改革に着手する。

 現在、附属高等学校池田校舎への連絡進学枠の対象は、約8割となっているが、2026年度入学生からは原則、希望者全員が進学できるようにする。ただし、中学校の評価点を一定基準満たす者に限る。これにより、6年間を見通した学習計画を立てることができ、高校受験にとらわれない学びの時間を確保することが可能になるとしている。

 入試制度改革では、2026年度入学者選考試験より、理科・社会、実技試験を廃止し、国語、算数、作文の試験とする。試験日は、例年よりも1週間早い1月17日午前。90分以内で通学できることを条件に学区の拡大を行い、専願者のみの募集とする。

 募集定員は、これまでの4クラス144人から、2026年度入学者選考試験より、3クラス108人に減員。附属池田小学校からの連絡進学枠と国際枠の募集人数に変更はなく、一般枠の募集人数が減少となる見込み。2026年度の第1学年から3学級編成となり、学年進行で順次、学年3学級編成となる。

 募集定員の変更について、同校は「時代の流れに応じたものであり抗うことはできません。しかし、大阪教育大学附属池田中学校は今後も、在校生、卒業生、そして本校の教育方針に賛同し入学を希望する受験生を大切に進化していきます」と説明。募集定員の変更とあわせて試験日の日程変更を行い、倍率の急激な上昇を回避するとともに、第一希望者がより入学しやすい制度に変更するとしている。

 2026年度入学者選考の詳細は、8月末に公表の入試要項で確認できる。また、追加の変更情報はできる限り早くWebサイトに掲載するとしており、次回の追加情報は5月中に掲載予定。
《奥山直美》

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