鳥取県教育委員会は2025年2月3日、2025年度(令和7年度)鳥取県立高校特色入学者選抜の受検者数等について公表した。全日制全体で1,093人(県外38人)の志願者の内、1,089人(県外37人)が受検し実質競争率は1.19倍。前年度に比べ0.23ポイント増となった。 2025年度の鳥取県立高校特色入学者選抜は、全日制課程の20校40科4コース(うち県外は13校26科)で募集。1月23日・24日に願書を受け付け、2月3日に面接・口頭試問、学力検査、作文・小論文、プレゼンテーション、実技検査などによる選抜を実施した。面接は実施校すべてで行われたほか、学力検査は3校6科、作文は10校20科2コース、小論文は1校1科、プレゼンテーションは7校11科、実技検査は3校6科2コースで行われた。 全日制課程の募集定員3,728人のうち、特色選抜の募集人員917人(うち県外104人)に対し、1,093人(うち県外38人)が志願。その内1,089人(うち県外37人)が受検し、実質競争率は1.19倍となった。 学校学科別の状況をみると、もっとも実質競争率が高かったのは米子南(家庭:生活創造・調理コース)3.25倍。ついで、米子(総合)2.03倍、米子西(普通)2.00倍、倉吉東(普通)1.87倍、米子工業(工業:機械コース)1.74倍、鳥取中央育英(普通:特別活動)1.70倍など。 定時制課程では、鳥取緑風の1校1学科(総合)で特色選抜を実施。募集人員18人に対し、16人が受検し実質競争率は0.89倍だった。 今後、特色選抜の合格発表は2月10日に行い、2月12日正午までに入学確約書類を各高等学校長へ提出することとしている。また、一般入学者選抜は2月14日から18日まで願書を、20日・21日に志願変更を受付。学力検査等は3月6日・7日、追試験は3月12日に実施し、3月17日正午に合格発表を行う。