神奈川県内の公立中高一貫校5校の2025年度(令和7年度)入学者の募集における志願者数の集計結果が、神奈川県、横浜市、川崎市の各教育委員会から2025年1月16日および17日に発表された。志願倍率は、県立相模原5.27倍、横浜サイエンスフロンティア4.44倍など。 2025年度の入学者の募集における志願者数集計結果は、横浜市教育委員会が1月16日、神奈川県教育委員会と川崎市教育委員会が1月17日に発表を行った。それぞれ、志願者数や競争率をまとめて公表している。 今回、もっとも志願倍率が高かった県立相模原中等は、募集定員160人に対し、志願者数843人、志願倍率は5.27倍。前年度(2024年度)に比べ、志願者数は37人、志願倍率は0.23ポイント減となった。 神奈川県立平塚中等は募集定員160人に対し、志願者数619人、志願倍率は3.87倍。前年度に比べ、志願者数は64人、志願倍率は0.40ポイント減。県立2校の平均競争率は4.57倍となった。 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校附属中は募集定員80人に対し、志願者数355人、志願倍率は4.44倍。前年度比で志願者数は95人、志願倍率は1.19ポイントと大きく減少した。 横浜市立南高校附属中は募集定員160人に対し、志願者数788人(学区内719人、学区外69人)、志願倍率は4.93倍。前年度比で志願者数は98人、志願倍率は0.62ポイント増。大きく志願者を減らした前年からの反動で、今回もっとも志願者数を増やした。 川崎市立川崎高校附属中は募集定員120人に対し、志願者数508人、志願倍率は4.23倍。前年度比で志願者数は15人、志願倍率は0.12ポイント増となった。 神奈川県内の公立中高一貫校5校は今後、2月3日に適性検査、2月10日午前10時に合格者を発表する。