東京都は、2033年の完了を目指して進めている「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」の一環として、日比谷公園において「だれもが遊べる遊具」体験会を開催する。これは、都民と共に公園づくりを進める取組みの一環であり、子供たちと一緒に考えた遊具を設置し、実際に体験してもらうことを目的としている。 このプロジェクトは、2023年7月に策定されたもので、誰もが楽しめる公園を目指している。今回の体験会は、その第1弾として、日比谷公園の草地広場に期間限定で遊具を設置する。体験会を通じて、利用者からのフィードバックを得ることも狙いとしている。 体験会は、2025年1月27日から3月2日までの期間、午前9時から午後4時半まで開催される。設置される遊具には、車いすの利用者や介助者が一緒にアクセスできるスロープを持つ複合遊具、静かに過ごすことができるクールダウン機能をもつドーム型遊具、車いすに乗ったまま遊べる砂場、身体を支える力が弱い子供も安心して乗れる回転遊具が含まれる。既存の遊具も引き続き利用可能である。 そのほかの施設として、ベンチやテーブルも設置される。荒天などにより、利用が中止される場合があるため、訪問前にWebサイトで詳細を確認することが推奨される。 日比谷公園へのアクセスは、東京メトロ「日比谷」駅から徒歩2分、都営地下鉄「日比谷」駅から徒歩1分、JR・東京メトロ「有楽町」駅から徒歩6分と便利だ。◆日比谷公園 みんなで考える遊具プロジェクト「だれもが遊べる遊具」日時:2025年1月27日(月)~3月2日(日)9:00~16:30会場:日比谷公園 草地広場対象:誰でも参加費:無料申込方法:不要、直接会場へ