持続可能な未来を考える「ユネスコウィーク」12/1まで | NewsCafe

持続可能な未来を考える「ユネスコウィーク」12/1まで

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第3回ユネスコウィーク
  • 第3回ユネスコウィーク
  • 国際シンポジウム「持続可能な未来へと続く持続可能なコミュニティ」
  • 第16回ユネスコスクール全国大会「社会に開かれたユネスコスクール-多様性と共生の未来への貢献-」
  • ユースフォーラム「『今から、ここから、わたしから』-ユースが集い、創るユネスコ活動の未来-」
  • ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)
 公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)は2024年12月1日まで、「ユネスコウィーク」をハイブリッド形式で開催している。国立オリンピック記念青少年総合センターで行われるこのイベントは、ユネスコと関連活動についての知識を深めたいユースや地域のユネスコ活動を主導する関係者、SDGsの実現に向けたパートナーシップ強化に取り組む実務者など、幅広い層の参加を呼びかけている。参加費は無料で、開催日当日まで申し込みが可能だ。

 ユネスコウィークの目的は、持続可能で包摂的な未来の創造に向けた知識と経験の共有である。教育、科学、文化分野における国内外のユネスコ活動を通じて、持続可能性をめぐる国際的な動向を踏まえた議論が行われる。特に、環境教育の世界的権威であるインド環境教育センター代表のKartikeya V. Sarabhai氏による基調講演が注目されている。彼は「持続可能なコミュニティを育む―グローバルなインパクトへ向けたESDと地域活動の統合―」をテーマに講演を行う。

 また、第16回ユネスコスクール全国大会では、異なる文化やバックグラウンドをもつ人々が共に学び、未来を築く社会の実現に向けた貢献のあり方が検討される。人権活動家としても知られる俳優のサヘル・ローズ氏による基調講演「出会いこそ、生きる力」や、中高生やユース世代による「多様性」や「共生社会」についてのパネルディスカッションが予定されている。

 さらに、ユースフォーラムでは、ユネスコに関連する活動やSDGs達成に向けた活動に取り組むユース世代の交流とネットワーキングの場が提供される。映画監督でユネスコ親善大使の河瀨直美氏のスペシャルインタビュー動画「ユースによるユネスコ活動への期待」や、一般社団法人エシカル協会の末吉里花氏をモデレーターに迎えたパネルディスカッション「ユースによるユネスコ活動のこれから」が行われる。

 ユネスコ・アジア文化センターは、1971年に設立されて以来、ユネスコの理念に基づき、アジア太平洋地域における文化の相互交流を促進してきた。今回のユネスコウィークも、その活動の一環として、持続可能な社会の実現に向けた具体的な取組みを推進する場となる。

◆ユネスコウィーク2024
日程:2024年11月25日(月)~12月1日(日)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟 レセプションホール(Web配信あり)
参加費:無料
申込締切:開催日当日まで
申込方法:特設サイトより申し込む
《栄亜衣》

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