学研ホールディングスのグループ会社であるGakkenは、2024年11月21日に「学研まんが 日本と世界の近現代の歴史(全6巻)」を発売した。このシリーズは、小学校高学年から高校生を対象に、近現代史をわかりやすく学べる内容となっている。特に、歴史総合の視点を取り入れた「問い」を用いた新しい学習手法が特徴だ。 このまんがシリーズの目的は、歴史総合という新しい科目に対応し、子供たちが日本と世界の歴史を横断的に理解することを促進することにある。歴史総合は、18世紀の産業革命から21世紀の現代までをカバーし、絵や写真などの資料を通じて「問い」を立て、考え、結論を導く力を養うことを重視している。 学研まんがは、歴史総合の視点を取り入れ、日本と世界の近現代史を織り交ぜた構成を採用している。これにより、読者はグローバルな視点で歴史を理解できるようになる。また、各巻にはガイドキャラクターが登場し、読者が自ら考えを巡らせる手助けをする。 さらに、人物関係図や巻頭・巻末の資料を通じて、歴史の背景をより深く理解できるよう工夫されている。巻頭特集「グローバルに歴史を見る」では、写真や絵を多数掲載し、まんがとともに読むことで、グローバルな視点を養うことができる。巻末には、歴史用語や地図、年表などが解説されており、テストや受験にも役立つ内容となっている。 初回限定セットには、水平思考クイズ「歴史推理カードゲーム」や「近現代の歴史年表」が特典として付属し、デジタル版も無料で利用できる。◆学研まんが 日本と世界の近現代の歴史発売日:2024年11月21日定価:8,580円(税込、全6巻セット)、1,430円(税込、単巻)ISBN:978-4-05-811694-4(初回限定2大特典付き全6巻セット)978-4-05-205887-5(1巻 産業革命と世界と日本の近代化)販売場所:全国書店およびオンラインストア