石川県の公立小中学校12校が休校…豪雨被害報告(第2報) | NewsCafe

石川県の公立小中学校12校が休校…豪雨被害報告(第2報)

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文部科学省「令和6年9月20日からの大雨について」
  • 文部科学省「令和6年9月20日からの大雨について」
  • 人的被害(児童生徒等)※学校管理下、物的被害情報
  • 休校・短縮授業となっている学校等、避難所となっている学校等
 2024年9月25日正午時点で、石川県の公立小学校9校と公立中学校3校の計12校が休校となっていることが、文部科学省速報「9月20日からの大雨による被害情報(第2報)」から明らかとなった。児童生徒などの人的被害の報告はなく、現在引き続き情報を収集中としている。

 気象庁は9月20日からの線状降水帯による記録的な大雨により、9月21日に石川県輪島市、珠洲市、能登町に警戒レベル5となる「大雨特別警報」を発表。文部科学省では9月20日に災害情報連絡室を設置し、大雨による学校施設や学校管理下の人的被害などの状況把握に努めている。

 9月25日正午時点の第2報によると、石川県の公立小学校9校と公立中学校3校の計12校が休校、石川県の公立特別支援学校1校が短縮授業を実施している状況。

 学校施設の物的被害は、国立大学施設が2校(新潟県・石川県で各1校)、公立学校施設が小学校3校、中学校3校、高校2校、特別支援学校1校の計9校(石川県)、私立学校施設が大学2校、短期大学1校の計3校(宮城県・福岡県・熊本県で各1校)。このほか、社会教育・体育・文化施設等あわせて6施設(秋田県・石川県各3施設)で被害が出ている。

 避難所となっている学校は、石川県内の公立小学校11校、公立中学校4校、義務教育学校2校の計17校。学校管理下における児童生徒などの人的被害の報告はなく、引き続き情報を収集中としている。

 文部科学省は9月25日に、「被災地学び支援派遣等枠組み」(D-EST)の一環として、被災地の被害状況や課題等を把握するため文部科学省職員2名を石川県輪島市に派遣し、さらなる状況把握に努めている。速報では、これらまでの同省の対応についても公表しており、今後も随時更新予定。
《川端珠紀》

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