ベネッセコーポレーションは2027年4月、通信制サポート校「ベネッセ高等学院」と中学生向けフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」を現在の28拠点から全国60拠点に拡大する。愛知と福岡にも初展開し、東京個別指導学院と連携した個別指導プログラムを提供する。 ベネッセ高等学院および中等部は、2025年の開校以来、オンライン教材や担任・メンターによるサポート体制を特色に、生徒の学習や進路実現を支援してきた。その中で、通信制高校を選ぶ生徒の増加にともない、「より自宅から通いやすい場所にキャンパスがほしい」「難関大進学に向けて個別指導も受けたい」といった、利便性と専門性の両立を求める声が高まっていたという。このようなニーズを受け、同じグループ内の東京個別指導学院との連携を強化し、キャンパス網の拡大と指導プログラムの強化を決定した。 今回の連携強化によるおもな取組みは3つ。キャンパス拠点は、東京都内に24キャンパスを新設し計38拠点とするほか、全国で計60拠点に拡充する。ハイブリッド型教育体制として、ベネッセ高等学院の担任と東京個別指導学院の講師がチームとなり、生徒の学習状況などを密に連携。日々の学習サポートから苦手克服の対面指導までをシームレスにつなぐ。また、両者のノウハウを融合し、基礎から難関大学対策までの個別カリキュラムで学力を引き上げる。希望者は、ベネッセ高等学院の生徒向け優待制度を利用して東京個別指導学院の対面指導を受けることができる。 2027年4月からの新体制では、2026年4月現在の28キャンパス(一部中等部のみの拠点を含む)から、全国60キャンパスへと拡大する計画。東京都内は現在の14拠点から38拠点へと大幅に増え、秋葉原、三田、自由が丘、吉祥寺などに新設される。また、これまで拠点のなかった愛知県(名駅桜通口)と福岡県(福岡市)に初めて展開するほか、神奈川県、大阪府、兵庫県でも拠点を増設する。新設キャンパスはすべて、ベネッセ高等学院と中等部を併設する形で設置が計画されている。 今回の施策に関するオンライン説明会は2026年4月23日午後7時から、4月25日午後1時から、5月8日午後7時からの3回を予定。オフライン説明会は2026年5月24日にベネッセ高等学院 自由が丘キャンパスで開催する。詳細な時間は、ベネッセ高等学院および中等部のWebサイトで案内している。 ベネッセ高等学院は高校生を対象とした通信制サポート校、ベネッセ高等学院 中等部は中学生を対象としたフリースクール。中等部は学校教育法第1条に定める中学校ではなく、在籍中学校に籍を置いたまま通う形となる。ベネッセは同事業を通じて、学びの多様性に対応し、子供たちひとりひとりが自分らしい学びの場と学び方を選び、将来の可能性を広げていくことを支援するとしている。