2026年3月11日(水)、令和8年度(2026年度)大阪府公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。3月6日の出願締切時点(2026年3月7日発表)で、単位制を除く全日制普通科(専門学科併置校を含む)は募集人員1万8,591人に対して、学校全体の志願者数が1万8,994人で競争率は1.02倍となった。 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「理科」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。大阪府<理科>講評(開成教育グループ 提供)<総論>大問1 消化の仕組み やや易大問2 運動と力 標準大問3 酸・アルカリ・中和 標準大問4 天気の変化 標準 昨年度と比較して、記述問題に関しては、文章の一部を埋める形式の記述問題のみの出題から、用語指定の文章記述問題が復活した。語句の記述問題に関しては、例年通りの出題であった。また、計算問題に関しては例年より問題数が減った。今年度も教科書の用語を理解するとともに、実験・考察に関する会話とグラフを読み解く力、公式の活用ではなく問題の意味から計算を考える力が求められ、高い読解力が必要とされた。理科の本質的な理解が、問題を解く基本となっている。 大問1では、消化の実験について問われた。教科書の実験を理解できていれば解ける問題が出題された。 大問2では、速さの変化する運動について問われた。力と運動の関係を理解したうえで、作図、グラフの読み、かきができる力が求められた。 大問3では、酸・アルカリの性質と中和について問われ、硫酸バリウムの沈殿反応の実験から、水溶液内のイオンの数の変化・モデル図の変化を理解する問題が出題された。 大問4では、天気の変化と湿度について問われた。天気の変化・飽和水蒸気量のグラフから必要な情報を的確に読み取ったうえで答える問題が出題された。<トピックス>・文章記述問題の増加と内容の難化・計算問題の減少・中2・3年の内容に集中した出題 このレポートは2026年3月12日(木)に開成教育グループが作成したもの。協力:開成教育グループ