本作は、高校を退学した元ヤンキー娘が、親友の事故死をきっかけに猛勉強を経て、脳神経外科医となり、病気に苦しむ患者に真摯に寄り添いながら医療現場を改革していく痛快医療エンターテインメント。
主人公は、ある病院の脳神経外科に勤める実在の女性医師をモデルにしており、彼女の半生を基にしたオリジナルストーリーとなっている。春ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」で医師役に初挑戦したことも記憶に新しい橋本が、今回は駆け出しの脳神経外科医で本作の主人公・田上湖音波を演じていく。
新米ドクターながら、外科手術と血管内治療の両方を操ることができるスゴ腕の持ち主で、患者とは手術前に3回以上の面談を行い、私生活や性格、手術後にどんな生活を送りたいかまでリサーチし、ひとりひとりに合わせた手術や治療方法で寄り添う湖音波。性格は基本ポジティブで負けず嫌い。ヤンキー時代のマインドが抜けず、ついつい熱くなりがち。あらゆる理不尽に真っ向からぶつかり、矛盾と問題だらけの医療の現場を改革していく。
「撮影はまだ始まったばかりですが、ドキドキワクワクな高揚感でいっぱいなので、どんな作品に出来上がるのか私も今から楽しみです!」と心境を明かした橋本は、「今まで漫画や小説など原作のある実写作品には出演させていただきましたが、実在する方をモデルとした主人公を演じるのは初めて。実際に先生ともお会いして、いろいろなお話を聞きながらすてきなお人柄を身をもって感じたので、湖音波という役を大切に演じさせていただきたいです」とコメント。「週初めの月曜よる9時から家族団らんのお供として見ていただけるとうれしいです。今作は痛快医療エンターテインメントになっていますので、湖音波が患者さんの病気と闘う姿、元ヤンらしい口調や格好いい姿など、笑いあり涙ありでお届けできると思います。放送スタートを是非お楽しみに!」と視聴者へメッセージも寄せた。
そして、特攻服姿が印象的なティザービジュアルも到着。かつてレディースだったころの思い出写真が、公の場で突然投影されてしまい、焦っているユニークなデザインだ。なお、脚本は連続テレビ小説「おむすび」や「パリピ孔明」の根本ノンジ、演出は「ストロベリーナイト」『シティーハンター』の佐藤祐市が務める。
第1話あらすじ
都立お台場湾岸医療センターに、新米ドクター・田上湖音波(橋本環奈)がやってきた。清楚なかわいらしい服装で、すれ違う人々も思わず「アイドル?」「今の子、見た?」と漏らすほど容姿端麗。病院内をザワつかせながらさっそうと歩き、脳神経外科のスタッフルームに辿り着く。
ルーム内では脳神経外科医・大友と循環器内科医・村井が、緊急搬送されてきた救急患者をどちらの科で対応するかもめていた。緊急にも関わらず押しつけ合う2人に「ええ加減にしやあ!たぁけかっ(愚か者)!」と、ドスのきいた岐阜弁でタンカを切る湖音波。驚く大友と村井から不審者扱いされる中、かつて湖音波の命を救った中田啓介がやってくる。自身が医者になるきっかけにもなった中田との久々の再会に「…うす」と照れる湖音波。そして、中田指示のもと、救急患者の手術を湖音波が執刀することになるが、見事な手さばきでカテーテル手術を成功させる。
手術後、「自分、変わったっしょ?」と再会を喜ぶ湖音波に対し、中田は「何も変わってなく見えるが?」と素っ気ない。さらには、病院幹部にこびへつらい、合理的な組織の犬のようになってしまった中田の姿に「なんか中田先生、ダサいすわ」と湖音波はうんざり。そんな彼女に中田は「13年も経てば、人は変わる」と返す。その後もガチガチなルールだらけの勤務環境や事なかれ主義のヌルい同僚たちの姿にあきれるも、ヤンキー上がりのポジティブマインドで突っ走りながら患者と向き合っていく湖音波だが…。
「ヤンドク!」は2026年1月12日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(※初回30分拡大)。







