長野県教育委員会は2025年11月18日、2026年度(令和8年度)公立高校および私立高校の募集定員を公表した。公立全日制高校は前年度比120人減の1万2,960人、私立高校は前年度比15人減の3,440人を募集する。 長野県の2026年3月の中学校卒業予定者数は前年度比39人増の1万7,599人。このうち、県内高校への進学見込み数は、88.4%にあたる1万5,558人と推計。募集定員は、公立高校(全日制)が前年度比120人減の1万2,960人。私立高校は前年度比15人減の3,440人を募集する。 募集定員の増減があった県立高校は7校で、2026年度の募集定員は、飯山200人(前年度比40人増)、中野立志館160人(同40人減)、長野南200人(同40人増)、篠ノ井200人(同40人減)、上伊那農業120人(同40人減)、伊那北200人(同40人減)、伊那弥生ヶ丘160人(同40人減)。小諸と小諸商業の統合により新設する小諸義塾は、280人を募集する。 このほか、おもな公立高校の募集定員は、県立長野(普通)280人、松本深志(普通)280人、屋代(普通)240人、屋代(理数)40人、諏訪清陵(普通)240人、市立長野(総合)160人など。 私立高校の募集定員は、3校が前年度比各5人減とする。長野清泉女学院(普通)は175人、長野日本大学(普通)は270人、長野日本大学(探究創造)は30人、長野俊英(普通)は215人を募集する。このほか、佐久長聖(普通)315人、松商学園(普通)340人、文化学園長野(普通)210人、 松本第一(普通)120人など。 なお、公立・私立共に、中高一貫校の募集定員には内部進学者数を含んでいる。 2026年度の県立高校入試は、前期選抜が2月2日~4日に出願、2月9日に選抜を実施し、2月18日に入学予定者を発表する。後期選抜は2月25日~27日に出願、3月2日~5日に志願変更を受け付け、3月10日に選抜、3月16日に追検査を実施し、3月19日に入学予定者を発表する。私立高校の入試に関する各校の日程は、10月31日現在の情報をまとめて、長野県教育委員会のWebサイトに掲載している。