学校行き渋り原因1位、中学生「体調不良」…小学生は? | NewsCafe

学校行き渋り原因1位、中学生「体調不良」…小学生は?

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 子供が学校に行き渋る原因1位は、小学生が「学業面でのストレス」、中学生が「体調不良」であることが2025年10月29日、DeltaXが運営する「塾選」の調査で明らかになった。

 DeltaXが運営する「塾選」は、2025年7月に小中学生の子供をもつ500名の保護者を対象に調査を実施し、学校の行き渋りの原因を分析した。

 小学生の行き渋り原因1位は、「学業面でのストレス」41.4%。ついで、2位「友人関係の悩みやトラブル」(34.5%)、3位「生活リズムの変化」(24.1%)、4位「体調不良」(19.0%)、5位「わからない」(12.1%)。行き渋りの理由は多岐にわたっているものの、学習内容や授業の進め方など、学校生活の根幹をなす「学び」が、子供の心に大きな負担を与えているケースがもっとも多いことがわかった。

 中学生では「体調不良」(43.3%)が行き渋り原因のトップに立ち、おもに疲労の蓄積が要因となっている。2位は「友人関係の悩みやトラブル」と「生活リズムの変化(朝起きられない、夜眠れない)」が同率の23.3%で並んだ。

 調査では、子供が学校を休む頻度についても分析し、4人に1人が不登校状態であることが示された。保護者の多くは、学校を休みがちな子供のために学校以外の学びの場を利用せずに対応している現状も明らかになっている。

 子供が学校に行き渋る姿を前に、不安を抱える保護者は少なくない。今回の調査では、およそ5人に1人が「学校に行きたがらないことがある」と回答。学校への行き渋りが続いたときは、家庭だけでなく、学校の先生やスクールカウンセラー、教育支援センターに相談することもできる。また同じような悩みを抱える保護者同士で情報交換することも、孤独感を和らげる手段として有効だという。
《風巻塔子》

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