河合塾グループのKJホールディングスは2025年10月14日、海外のトップ大学・大学院留学のための専門予備校を運営するアゴス・ジャパンをグループ会社化したと発表した。双方のノウハウを共有することで、国内の難関大だけでなく世界のトップ大学への進学を視野に教育体制を整える。 アゴス・ジャパンは、2005年の設立以来、約20年にわたり海外トップ大学・大学院への進学支援を専門に展開している予備校。TOEFL(R)、IELTS、SAT(R)、GMAT(R)といった試験のスコアアップ指導のみならず、志望理由書(エッセイ)や面接対策、または奨学金申請指導など、欧米名門大学特有の人物評価に対応する高度なコンサルティングを提供し、総合的な指導を実現。ハーバード大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学など世界有数の名門校への合格実績は累計1万件以上にのぼる。 河合塾グループとは2017年~2022年まで「AGOS×K」としてタッグを組み、海外大進学を希望する高校生向けの専用コースを開設。国外大学進学のニーズに応え、連携を深めてきた。 今回、河合塾グループのKJホールディングスがアゴス・ジャパンと提携。海外大進学支援に高度な専門性をもつアゴス・ジャパンが河合塾のグループ会社となった。この提携により両社は、双方のノウハウを共有し、国内の難関大学だけでなく世界のトップ大学への進学を目指すための教育体制を整備。中高生から社会人までの幅広い世代を対象に、グローバル人材の育成を加速させるとしている。