オリオン座流星群が2025年10月21日の深夜から22日の明け方に見ごろを迎える。極大時刻は10月21日の午後9時の予測だが、ピークがなだらかな流星群のため、前後数日間は午後10時から夜明けが始まるころまで観測チャンスがある。 オリオン座流星群は、10月中旬から下旬にかけて活動する流星群で、母天体はハレー彗星。例年1時間あたり20個以内の出現数だが、2006年には1時間あたり60個以上、観測者によっては100個を超える流星数が観察される大出現が発生したことがある。 アストロアーツによると、2025年の極大時刻は10月21日の午後9時ごろ、見ごろは10月21日の深夜から22日の明け方となる予想。ピークがなだらかな流星群で、前後数日間はどの日でも放射点が昇ってくる午後10時ごろから夜明けが始まるころまで観測のチャンス。2025年は、ちょうど新月期にあたっているので月明かりの影響を気にせず観察できるという。 流星数は1時間あたり10個程度とみられている。流れ星はオリオン座の方向だけでなく、どの方向にも飛ぶので、防寒の準備をしっかりとして空を広く見渡すように観察するのが適している。