オリンピックメダリスト出身大学ランキング、2位は日大…1位は? | NewsCafe

オリンピックメダリスト出身大学ランキング、2位は日大…1位は?

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オリンピックメダリスト出身大学ランキング
  • オリンピックメダリスト出身大学ランキング
  • オリンピックメダリスト出身大学ランキング、選定方法
  • 1位日本体育大学
  • 2位日本大学
  • 3位順天堂大学
  • 4位東海大学
  • 5位早稲田大学
  • 6位至学館大学
 ポップコーンが運営する大学パワーランキングは、2004年から2024年までの20年間にわたるオリンピックメダリスト出身大学ランキングを発表した。日本体育大学が合計147ポイントで1位に輝いた。

 ランキングは、金メダルを3点、銀メダルを2点、銅メダルを1点としてポイントを算出し、日本人メダリストを輩出した大学を対象に作成。対象となったのは、メダリスト350名以上、75大学以上で、企業チームや実業団は除外し、純粋な大学教育機関のみを集計している。

 集計の結果、日本体育大学が合計147ポイントで1位に輝いた。夏季オリンピックでは金20個、銀25個、銅19個、冬季でも金1個、銀6個、銅4個と全シーズンで圧倒的な実績を誇る。体操の内村航平、競泳の北島康介、柔道の谷亮子など、日本オリンピック史に名を刻む選手を多数輩出している。

 2位は日本大学で、合計73ポイントを獲得。夏季で金4個、銀14個、銅12個、冬季で金1個、銀2個のメダルを獲得している。スノーボードの平野歩夢が北京2022で金メダルを獲得するなど、夏冬両方で活躍している。

  3位は順天堂大学で、合計58ポイント。体操競技のメッカとして知られ、内村航平、冨田洋之、橋本大輝など世界トップレベルの体操選手を輩出している。医学部をもつ総合大学としての科学的アプローチと、伝統的な体操指導法の融合により、技術と理論両面から選手育成に取り組んでいる。

  4位は東海大学で、合計57ポイント。柔道や陸上競技で安定したメダリストを輩出する一方、スキージャンプの葛西紀明など冬季競技でも存在感を示している。全国に複数キャンパスをもつ特色を活かし、地域密着型の競技強化を展開している。

  5位は早稲田大学で、合計46ポイント。夏季で金6個、銀5個、銅4個、冬季でも金3個、銀1個、銅3個と夏冬両方で安定した実績を持つ。フィギュアスケートの羽生結弦が平昌・北京で連覇を達成し、冬季オリンピックでも存在感を発揮している。

  6位は至学館大学で、合計43ポイント。レスリング女子に特化した戦略で、吉田沙保里、伊調馨、登坂絵莉、土性沙羅など、女子レスリング界の絶対王者を次々と輩出している。

  7位は明治大学で、合計28ポイント。卓球・柔道など多様な競技でメダリストを輩出している。伝統ある私立大学として、学業と競技の両立を重視した教育方針のもと、知性と技術を兼ね備えたアスリートを育成している。

  これらのランキングは、IOC(国際オリンピック委員会)およびJOC(日本オリンピック委員会)の公式記録をもとに、各選手の出身大学を詳細に調査・検証したものである。大学選びがアスリートの競技人生に与える影響は大きく、優れた指導体制と人材育成の仕組みを備えた大学が、安定して成果をあげていることがうかがえる。

◆オリンピックメダリスト出身大学ランキング TOP10
1位:日本体育大学
2位:日本大学
3位:順天堂大学
4位:東海大学
5位:早稲田大学
6位:至学館大学
7位:明治大学
8位:中京大学
9位:東洋大学
10位:専修大学
《風巻塔子》

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