今週末は9月15日の「敬老の日」を含む3連休。気象庁が2025年9月11日に発表した週間天気予報によると、9月13日からの3連休は、日本列島の広い範囲で曇りや雨が予想されている。厳しい残暑から一転、今週末は天気の急変に注意が必要となりそうだ。 3連休初日の9月13日は、日本海を進む低気圧とそこから延びる秋雨前線の影響で、全国的に天気は下り坂になる予報。14日ごろにかけては、さらに低気圧から前線が日本付近へのび、北日本と東日本から西日本の日本海側で大雨になるとみられる。前線の活動の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあり、また、低気圧の発達の程度によっては北日本で大荒れとなるおそれもあるという。 低気圧から切り離された前線は16日にかけて西日本の日本海沿岸に残るため、西日本の日本海側では15日も雨予報のところが多い。一方、低気圧がオホーツク海へ進み、高気圧が日本の東へ移動する影響で、太平洋側では天気が回復傾向となる見込み。北日本では晴れ間が広がるところもあるが、東日本や西日本ではにわか雨の可能性が残るため、お出かけの際は注意したい。16日以降は一旦前線が離れるため、北日本を中心に晴れるところが多くなる予想だが、九州では一部雨雲が残るところもある。 気温は、9月15日の名古屋で最高気温36度、東京・宇都宮・高松などで35度と、いまだ厳しい残暑が続く見込み。北日本では16日以降、最高気温が下がり始め、少しずつ秋の気配を感じられる空気となりそうだ。気圧や気温の変化が予想される3連休、体調を崩さないよう注意したい。