法務省は2025年8月27日から9月2日まで、全国一斉「こどもの人権相談」強化週間を実施する。法務局職員または人権擁護委員が、いじめや体罰、児童生徒に対する暴言や不適切な指導、家庭内における虐待といった子供をめぐる人権問題について電話やLINEで相談を受け付ける。相談料は無料。 法務省の人権擁護機関は、子供たちの人権を守るための各種相談活動の強化を目的として、例年、学校の夏休み明け前後の期間に「全国一斉『こどもの人権相談』強化週間」を実施している。期間中は通常の「こどもの人権110番」と「LINEじんけん相談」の相談受付時間を拡大して相談対応に応じる。2025年は、8月27日から9月2日までを強化週間とし、平日は午前8時30分から午後7時まで、土・日は午前10時から午後5時まで相談を受け付ける。 「こどもの人権110番」は、子供が発するSOS信号をいち早くキャッチし、解決に導くための相談を受け付ける専用相談電話。子供だけでなく、子供に関する悩みをもつ大人も利用可能。電話は、最寄りの法務局につながり、法務局職員または人権擁護委員が相談に応じる。 電話のほか、LINEやインターネット、SOSミニレターでも相談を受け付ける。相談はいずれも無料、秘密は厳守する。法務省は、「悩みがあったら迷わず相談してください。周りで困っている人がいる、という相談も受け付けています」と、悩みを抱える子供たちを後押しするコメントを寄せている。◆全国一斉「子どもの人権相談」強化週間期間:2025年8月27日(水)~9月2日(火)受付時間:<平日>8:30~19:00 <土・日曜日>10:00~17:00相談料:無料相談方法:電話、LINE、インターネット、SOSミニレターにて相談を受け付ける