電子図書館「Yomokka!」5,000冊を突破、小中学校で活用広がる | NewsCafe

電子図書館「Yomokka!」5,000冊を突破、小中学校で活用広がる

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「Yomokka!」掲載書籍が5,000冊を突破
  • 「Yomokka!」掲載書籍が5,000冊を突破
  • 「Yomokka!」参加出版社(2025年7月現在)
 ポプラ社は2025年7月24日、小中学校向けの教育ICTプラットフォーム「MottoSokka!」を通じた読み放題型電子図書館「Yomokka!」の掲載書籍が5,000冊を突破したと発表した。出版社42社の作品をそろえ、今後も子供たちの多様な興味に応えることを目指す。参加出版社と掲載作品は、今後も随時追加・拡大予定。

 「Yomokka!」は全国の小・中学校を中心に、朝の読書タイムや授業での並行読書、調べ学習などに活用されている。絵本や幼年童話からYA、一般文芸まで、小学校低学年から高校生までの幅広い読書ニーズに対応しており、エンターテインメント作品や名作だけでなく、ノンフィクションや写真絵本など多彩なラインアップをそろえている。国語の教科書に掲載されている作品や授業で活用できる本も含まれている。

 2024年1月以降、「Yomokka!」には新たに8社の出版社が参加した。2024年1月にKADOKAWA、3月に集英社と光村教育図書、11月に保育社、2025年1月に東京創元社、5月に佼成出版社と丸善出版、7月には汐文社の書籍が新規掲載され、2025年7月時点で掲載書籍が5,000冊を突破した。

 「MottoSokka!」は、「読書体験」や「探究体験」を通じて、好奇心から始まる自発的な学びの循環を子供たちに届けるための本と学びのプラットフォームである。読み放題型電子図書館「Yomokka!」とオンライン事典サービス「Sagasokka!」の2つのサービスを提供している。サービスの導入を検討する学校関係者や教育委員会関係者に向けては、児童生徒用の機能を体験できる「MottoSokka!体験用ID」を用意している。

 これからも「Yomokka!」は、子供たちが自由に読書を楽しみ、本を通じて新たな世界に出会うことで学びを深めていけるよう、参加出版社の協力のもとに掲載作品を拡充し、豊かな読書環境の実現を目指すとしている。
《吹野准》

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