鬼軍曹ゆか様のパーソナルジムに通うようになって、人生が爆上がりした人たちが続出。
ずっと痩せ型でダイエットとは無縁だったYさん(56歳)もその一人です。
つけながら女性らしいメリハリのある体形に変化を遂げました。
「ゆがみ」は多くの女性が抱えている悩みですよね。土台を整えるための簡単なエクササイズをゆか様に教えてもらった・後編です。
【鬼軍曹ゆか様ダイエット02】
【こちらも読まれています】◀「【立ったまま1分でできる骨盤矯正】体のゆがみを整えれば、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がる」
▶寝たままできる骨盤矯正でO脚が改善
関節のねじれを整え、すらっとした真っ直ぐ足に
ひざが内側に入り、O脚気味になっていたYさん。骨盤のゆがみから足もねじれていました。ひざを開くために、バレエの「プリエ」の動きを取り入れました。
ジムではピラティスマシンもあるので、ストラップを使って「フロッグキック」をすることも。これは「プリエ」と似た動きで、カエル足のようにひざを外側に開いて伸展。マシンの補助がなくてもあお向けの状態でできるので、寝る前にベッドの上で行ってもOK。
体のねじれをリセットしてから1日を終えるのもいいですね。
【1】あお向けになり、両足を真っ直ぐ上げる
ベッドや床(ヨガマットなどを敷くとベター)にあお向けになります。背中をぴたっと床につけ、お尻が持ち上がらないようにしましょう。
【2】かかとをつけ、つま先を開いてひざを曲げる
背中とお尻は床につけたまま、ひざを曲げます。このとき、両足のかかとをピタッとつけ、膝を外側に向けて足を曲げてください。カエルの足をイメージして。
【3】かかとをつけたまま斜め上に蹴り上げる
かかとをつけた状態で斜め上に足を伸ばします。背中とお尻は床についたままで動かさないようにしてください。
ひざを曲げて斜め上に伸ばすを1回とし、10回行いましょう。呼吸もつけながら、お腹に力を入れて行えばウエストまわりの引き締めにもつながります。
▶
【POINT】両足のかかとをしっかりとくっつけ、股関節から足を外へ向ける
内側に入ったひざの位置を戻したいので、股関節から足を外旋(外に向ける)し、足の曲げ伸ばしを行いましょう。かかとを押し合うようにぴったりつけることも忘れないで。
フロッグキックは股関節の柔軟性もよくなるので、歩行がスムーズになり日々のパフォーマンスが上がります。転倒予防にもなるんです。また、太い血管も通っている場所なので、股関節まわりの筋肉に弾力が出ると血流がよくなり、冷えやむくみの改善、代謝アップも期待できます。
「昔から痩せてはいたけれど、体形に満足していたかといわれると……。今は、くびれができ、全体に引き締まって人生のなかで一番満足できる体形になっています。これからも継続して維持したいですね」とYさん。
だまされたと思って、まずは骨盤を前後に倒すトレーニングにトライ!
腰の位置が高くなり自然と足が長く見え、姿勢も整ってきれいな立ち姿になりますよ。
教えてくれたのは
鬼軍曹ゆか様(福田裕香)
高校卒業後、会社員に。小学生からデブだったという万年ダイエッターだったが、26歳のときに「このままでは一生デブのまま」と危機感を覚え、一念発起しエステで20減に成功。しかし、自己流の過度な食事制限を行ったことで体調を崩してしまう。その後、運動しかないと筋トレをはじめ、運動の大切さに目覚める。自身のダイエット経験を生かし、30歳でジムのトレーナーに転身。パーソナルジムに勤務しながらオンラインサロン「ズボラ矯正ジム」を主宰。2021年に独立し、東京・代々木上原エリアに「soar gym」をオープン。これまで1,000人以上に指導してきた。
SNSでは、「尻も人生も爆上げする」をテーマにズボラでも続けられるダイエット法やマインドを発信。
Instagram @yuka_fitness
撮影/佐山裕子(主婦の友社)