海外美術大進学向け奨学給付金、7月募集開始 | NewsCafe

海外美術大進学向け奨学給付金、7月募集開始

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アート部門と学術部門奨学生の交流イベントのようす
  • アート部門と学術部門奨学生の交流イベントのようす
  • 海外美術大学への留学奨学金 「リクルートスカラシップ アート部門」
 江副記念リクルート財団は2025年7月1日より、リクルートスカラシップのアート部門における奨学生募集を開始する。対象は、美術作家として作品制作を通じて社会に貢献することを目指し、海外の大学・院に進学する24歳以下の人。返済不要の奨学金を最大27歳になる年度末まで受給できる。

 奨学金の支給額は留学先の国によって異なり、アメリカでは月額2,700ドル、イギリスでは2,000ポンド、EU諸国では2,300ユーロが支給される。卒業後の進路や就職先についての条件や、家族の所得による制限は設けられていない。

 奨学金の支給期間は2026年4月から2028年3月までの2年間で、毎年行われる更新審査に合格すれば27歳まで支給が継続される。応募資格は、2026年4月1日時点で24歳以下であること、2026年4月から2027年3月の間に対象校に在籍または入学を目指すことが求められる。対象校は、QS World University Rankings by Subject 2025の「Art & Design」TOP50や、Times Higher Education World University Rankings 2025 by subjectの「art, performing arts & design」TOP50にランクインしている大学、または財団が指定する海外美術大学となる。

 応募は、財団のWebサイトからのエントリーが必要。募集締切は9月16日で、書類選考を通過した応募者は10月に実施される最終選考会に参加し、11月下旬に合格者が決定される。書類選考通過者はメールで通知され、最終選考会では自身の作品に関するプレゼンテーションと面接が行われる。

 リクルートスカラシップは、1971年にリクルート創業10周年を記念して設立され、音楽、スポーツ、アート、学術の分野で世界に挑戦する日本の若者を支援している。これまでに700名以上の奨学生を支援し、2025年度は54回生として22名の奨学生が選ばれている。

◆2026年度奨学金制度「リクルートスカラシップ アート部門」
支給期間:2026年4月~2028年3月
支給金額(月額):米ドル2,700・ポンド2,000・ユーロ2,300
※上記通貨以外の国へ留学する場合、財団の定める現地通貨額にて支給
対象:美術作家として作品制作を通じて社会に貢献することを目指し、海外の大学・院に進学する24歳以下の人
Webエントリー期間:2025年7月1日(火)~9月16日(火)23:59
最終選考会:2025年10月27日(月) または 28日(火)
採否結果:2025年11月末
《風巻塔子》

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