文部科学省は2025年3月10日、2025年度(令和7年度)国公立大学入学者選抜(中期・後期日程)の2段階選抜実施状況を発表した。2段階選抜は25大学34学部で実施し、4,059人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは「一橋大学」の626人だった。 中期・後期日程で2段階選抜を実施したのは、国立が21大学25学部、公立が4大学9学部の計25大学34学部で、計4,059人が不合格となった。 2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは「一橋大学」626人、ついで「山梨大学」439人、「秋田大学」380人、「東北大学」375人、「山口大学」295人、「東京都立大学」276人など。 一方、2段階選抜の不合格者が0人だったのは、北海道大学、お茶の水女子大学、電気通信大学、富山大学、名古屋工業大学、神戸大学、島根大学、九州大学、公立千歳科学技術大学、旭川市立大学、岩手県立大学、前橋工科大学、横浜市立大学、川崎市立看護大学、静岡県立大学、愛知県立大学、兵庫県立大学、和歌山県立医科大学の18大学であった。 2段階選抜を取り止めた大学は13大学32学部、緩和した大学は12大学15学部。中期日程試験は3月8日以降、後期日程試験は3月12日以降に実施し、合格者を3月20日から24日までに発表する。