【高校受験2025】京都府公立高入試・中期選抜<数学>講評…昨年よりやや難化 | NewsCafe

【高校受験2025】京都府公立高入試・中期選抜<数学>講評…昨年よりやや難化

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【高校受験2025】京都府公立高入試・中期選抜<数学>講評
 2025年3月7日(金)、2025年度(令和7年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2025年3月5日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,006人に対し、志願者数5,635人で、倍率は0.94倍だった。

 リセマムでは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<数学>講評
(京進 提供)
大問1 小問集合(計算、おうぎ形、方程式、2乗に比例する関数、四分位範囲) 〔易〕
大問2 1次関数(水そう) 〔標準〕
大問3 確率 〔標準〕
大問4 空間図形 〔標準〕
大問5 平面図形 〔やや難〕
大問6 規則性の問題 〔やや難〕

 大問構成、小問数は例年通り。昨年と比較するとやや難しい問題が増えた。一方で、基本~標準レベルの問題も含まれているため、確実に得点できる問題を落とさないことが重要である。

 大問1の計算、小問集合は確実に得点したい。

 大問2は、問題文を読んで、グラフを正確にかくことがカギ。

 大問3は確率の問題で、場合の数を正しく数え上げることがポイント。(2)はbの値が2でわり切れるかどうかを考える。

 大問4は三角錐の中にあらわれる線分や三角形の面積を求める問題。(3)は三角錐の体積を利用して、高さを求めることができる。

 大問5は難度が高めの図形問題。

 大問6は直角二等辺三角形のタイルを並べる問題。(2)は面積を利用して解くとよい。今年は、図形の問題が少し難しかった。基本問題、標準問題をはやく正確に解き、図形問題や規則性、整数問題などの少し難しめの問題に時間を確保し、高得点をねらいたい。



 このレポートは2025年3月7日(金)に、速報として京進の中学・高校受験トップシグマにより作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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