東京都と23区26市1町は2025年3月10日と11日、若者を狙った悪質商法に対する特別相談「若者のトラブル110番」を東京都消費生活総合センターで実施する。美容医療の無料カウンセリングで高額な契約を結ばされたり、アフィリエイトのコンサルティング契約のために借金をさせられたりするなど、若者を狙った悪質商法が後を絶たない現状を受けての対応である。 この特別相談は、東京都消費生活総合センターで3月10日と11日の午前9時から午後5時まで行われる。対象は29歳までの若者およびその家族で、都内在住・在勤・在学の人が相談できる。相談は電話および来所で受け付けており、予約は不要。 若者は社会経験が浅く、契約や消費に関する知識が少ないため、消費者トラブルに巻き込まれやすい。特に成人年齢が18歳に引き下げられたことで、自分の意思で高額な契約や買い物ができるようになり、その責任を自分で負うことになる。悪質な事業者にとって、若者は知識や経験が少ない「簡単に騙せる存在」として狙われやすい。 このような背景から、東京都は若者が悪質商法の被害に遭わないよう、消費生活センターへの相談を呼びかけている。「若者のトラブル110番」は、「関東甲信越ブロック悪質商法被害防止共同キャンペーン」の一環として行われるもので、1都9県6政令指定都市1団体が参加している。 消費者トラブルで困ったときは、まずは消費生活センターに相談することが重要だ。詳しい情報は「東京くらしWEB」で確認できる。◆若者のトラブル110番日時：2025年3月10日（月）、11日（火）9:00～17:00会場：東京都消費生活総合センター（飯田橋）対象：29歳までの人およびその家族（都内在住・在勤・在学の人）参加費：無料申込方法：電話および来所での相談（予約不要）
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