情報空間の健全化へ、LINEヤフー特設サイト公開 | NewsCafe

情報空間の健全化へ、LINEヤフー特設サイト公開

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LINEヤフー 情報空間の健全性確保のための取り組み
 LINEヤフーは、情報空間の健全性を確保するための取組みを紹介する特設サイトを公開した。誹謗中傷の防止、偽・誤情報の拡散防止、詐欺行為などの犯罪抑止、情報リテラシー向上のサポートという4つのトピックスに分けて、同社の取組みを紹介している。

 毎年2月には、より良いインターネット環境づくりを推進するために、180以上の国や地域が参加する「セーファーインターネットデー」が設けられている。このイベントでは、インターネットやSNSにおけるトラブルなど、その時々における重要な課題が取り上げられており、2025年も2月11日に向けて世界中でさまざまな活動や啓発が行われている。

 LINEヤフーは、これまでもユーザーが安全安心にサービスを利用できるよう、さまざまな取組みを行ってきた。各サービスでの対策に加え、情報リテラシー向上のための啓発・教育に関する活動を展開している。2025年1月22日には、総務省などとの官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」への参画を表明し、関係機関との連携や各種取組みを一層強化していく。

 今回の特設サイトは、2025年のセーファーインターネットデーの開催に合わせ、「DIGITAL POSITIVE ACTION」における同社の取組みの一環として公開された。これまでの主な活動やサービスに搭載されている関連機能、独自にまとめた注意喚起情報などを紹介することで、ユーザーが日々安全安心にサービスを利用できる一助となることを目指している。

 特設サイトでは、「誹謗中傷を防ぐ」「偽・誤情報の拡散を防止する」「詐欺行為などの犯罪を抑止する」「情報リテラシー向上をサポートする」の4つのトピックスに分けてLINEヤフーの主な取組みを紹介している。

 「誹謗中傷を防ぐ」では、「Yahoo!ニュース コメント欄」「Yahoo!知恵袋」「LINEオープンチャット」などの投稿型プラットフォームサービスで、不適切な投稿を防止するためのガイドラインを設けている。また、AIと人の目を併用して、違反投稿に対するパトロールを24時間実施しているほか、サービスごとに個別の取組みを行っている。

 「偽・誤情報の拡散を防止する」では、「Yahoo!ニュース」や「Yahoo!天気・災害」などのメディアサービスで、正確な情報発信やリテラシー向上のための啓発を行っている。また、「Yahoo!知恵袋」「LINEオープンチャット」をはじめとする投稿型プラットフォームサービスでは、注意喚起や各ガイドラインに則ったモニタリングチェック・違反投稿の削除対応、ユーザーからの通報機能設置など、各種取組みを組み合わせながら、偽・誤情報の流通の抑制を図っている。

 「詐欺行為などの犯罪を抑止する」では、主に「Yahoo!広告」「LINE広告」と「LINE」の領域で、審査やユーザーからの通報も含めたモニタリング、注意喚起文言の掲出などを強化しているほか、公的機関とも連携しながら対策を行っている。

 「情報リテラシー向上をサポートする」では、すべてのユーザーが安全安心に利用できるサービスづくりを行うとともに、ユーザーのリテラシー向上も総合的に支援すべく、「LINEみらい財団」などの機関とも連携しながら、さまざまな啓発活動を推進している。

 LINEヤフーの上級執行役員である妹尾正仁氏は、「情報空間の健全化は、国内最大級のインターネット企業であるLINEヤフーにとって重要なテーマです。インターネットは、私たちの生活をより便利に、より豊かにするテクノロジーである一方で、そこで発信される偽・誤情報や誹謗中傷に対する懸念が示され、情報空間の健全性確保の在り方が問われています。また、個人による発信やコミュニケーションを容易にできる、SNSを悪用した投資詐欺などの犯罪、犯罪実行者を募集するいわゆる『闇バイト』の問題など、違法行為者への対応が求められています。当社ではユーザーや社会の声に耳を傾けながら、各サービスでの対策や周知啓発、リテラシー教育の推進にいち早く取り組んでいますが、今後も省庁をはじめとした関係機関や有識者との連携を深め、情報空間の健全化に一層力強く貢献したいと考えています。私たちLINEヤフーは、社会とテクノロジーの未来を見つめ、安心で信頼のあるライフプラットフォームであり続けることを目指します」とコメントしている。

 LINEヤフーは、「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届けることをミッションに掲げ、ユーザーに感動を与えるサービスを提供し続けている。インターネットの力を通じて、より豊かで便利な暮らしの実現に貢献するとともに、安全安心にサービスを利用できる環境づくりに努めていく。
《神林七巳》

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