東京都立中高一貫型聴覚障害特別支援学校中学部の後期入学者決定(一般募集)において、適性検査問題に誤りがあったことが明らかになった。該当する学校は杉並区にある都立中央ろう学校で、問題の誤りに対して、東京都教育庁は2025年2月3日、全員を正答扱いとして採点する対応を取ることを発表した。 この問題は、2025年度の入学者を対象としたもので、適性検査1の大問2の問3において解答欄が記載されていなかったというものである。東京都教育庁は、受検者に不利益が生じないようにするため、該当する問題については全員を正答扱いとすることを決定した。この対応により、受検者の公平性を保つことが目的とされている。募集人員は12人、受験人員は15人。 今回の誤りは、適性検査の実施において重要な問題であり、教育庁は今後同様の事態が発生しないよう、適性検査の作成および確認体制の強化を図ることが期待される。