三重県教育委員会は2025年1月29日、2025年度(令和7年度)三重県立高等学校前期選抜等の志願状況を取りまとめ発表した。前期選抜の全日制課程の平均志願倍率は2.13倍。学校・学科別では、松阪(理数)4.73倍、上野(学際探究)4.13倍など。 2025年度三重県立高等学校前期選抜、特別選抜、連携型中高一貫教育に係る選抜は、1月23日から出願を受け付け、1月27日に締め切った。このうち前期選抜は全日制48校110学科・コースの募集定員3,403人に対し、志願者数は7,252人、平均志願倍率は前年度比0.04ポイント増の2.13倍であった。 学校・学科別の志願倍率は、松阪(理数)4.73倍がもっとも高く、四日市西(数理情報コース)4.70倍、上野(学際探究)4.13倍、相可(普通)3.83倍、四日市西(比較文化・歴史コース)3.50倍、津西(国際科学)3.48倍、四日市農芸(農業科学)3.45倍、名張青峰(普通)3.22倍、白子(普通)3.21倍と続いた。 このほか、上野(理数)1.80倍、神戸(理数)2.50倍、川越(国際探究)3.18倍、桑名(衛生看護)1.35倍、宇治山田(普通)2.97倍、桑名北(普通)2.31倍、四日市工業(自動車)3.15倍など。 前期選抜は今後、2月3日と4日に学力検査などを行い、2月13日午後4時に合格内定を発表する。検査当日に、病気などやむを得ない理由で検査を受けられなかった者が対象の追検査は2月10日。後期選抜は2月21日から26日まで願書を受け付ける。