JAXAからは、「JAXA宇宙探査イノベーションハブMoon to Mars Innovationと東京理科大学連携について」の講演が予定されている。東京理科大学は、JAXAの宇宙探査イノベーションハブにおけるハビテーション領域で次世代コンセプト検討活動を行っている。
大分県からは、「大分県の宇宙への挑戦」と題した講演が行われる。東京理科大学は、大分県、大分県立国東高等学校とともに、文部科学省の「令和6年宇宙航空科学技術推進委託費 宇宙航空専門人材育成プログラム」に申請し、提案課題「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」が採択された。このプログラムは、宇宙商用利用の最先端で活躍する企業と将来の宇宙ビジネスについて考える「スペースビジネスワークショップ」や、パラボリックフライト実験を活用した「ミッションベースドラーニング」を主軸にした合宿形式の人材育成プログラムを展開している。
高砂熱学工業からは、「高砂熱学の宇宙への取組みと自律分散型環境センサーISS打ち上げ実験について」の講演が行われる。東京理科大学は、高砂熱学工業とともにガンダムオープンイノベーションの公認プロジェクト「TEAM SPACE LIFE」に参加し、宇宙での居住を目指した技術開発を進めている。同社の環境創造技術を活かした小型自律分散型環境センサシステムを開発し、2025年には国際宇宙ステーション(ISS)内での実験が予定されている。