河合塾は2025年1月22日、2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)における「大学別学力分布」を公開した。国公立大学、共通テスト利用私立大学の志望者得点分布や予想ボーダーライン、前年度の合否実態などが各校の試験ごとに確認できる。 「大学別 学力分布」は、河合塾の共通テストリサーチにおける大学別の志望者得点分布の一覧。PDF形式のファイルで、大学・学部・学科・入試方式ごとにボーダー得点や二次偏差値(合格可能性50%)、第1段階選抜実施予定倍率、前年度の合否実態などをまとめている。 東京大学(理科三類・前期)をみると、合格可能性80%のラインは1,000点満点中960点(前年度合否実態960点)、ボーダー得点となる合格可能性50%のラインは930点(同920点)、合格可能性20%のラインは900点(同890点)。二次偏差値は72.5~74.9、第1段階選抜実施予定倍率は3.00倍(予想ライン800点)。 京都大学(医-医-前)は合格可能性80%のラインは275点満点中261点(前年度合否実態253点)、合格可能性50%のラインは250点(同248点)、合格可能性20%のラインは237点(同234点)。二次偏差値は72.5~74.9、第1段階選抜実施予定倍率は3.00倍(予想ライン726点)。 学力分布の一覧はWebサイトから地区名を選択して表示する形式となる。なお、高校教員向けの検索機能付きExcelマクロ版「志望者得点分布・併願情報データ」はKei-Net Plusで閲覧できる。