宮城県教育庁は2025年1月16日、2025年度(令和7年度)宮城県公立高等学校入学者選抜に係る出願希望調査結果を公表した。全日制課程68校の平均志願倍率は0.99倍。学校・学科別では宮城工(インテリア)2.20倍、宮城野(美術)1.88倍、仙台一(普通)1.76倍などが高かった。 出願希望調査の対象は、県内の国公私立中学校201校と義務教育学校4校、中等教育学校1校、特別支援学校中学部19校、県境隣接地域協定に係る中学校(岩手県16校と福島県8校)の計249校。調査期間は2025年1月10日から12日。 2025年3月の中学校卒業予定者数は、前年同期比420人減の1万9,269人(2024年5月1日時点)。全日制課程68校の募集定員は前年同期比200人減の1万3,440人で、志願者は1万3,326人、志願倍率は前年同期比0.01ポイント減の0.99倍と1倍を割り込んだ。 学校・学科別の志願倍率は、宮城工(インテリア)2.20倍がもっとも高く、宮城野(美術)1.88倍、 仙台一(普通)1.76倍、仙台三(普通)1.73倍、泉(普通)1.65倍、仙台向山(普通)1.64倍、宮城一(普通)1.60倍と続いた。 このほかのおもな学校・学科は、仙台二(普通)1.32倍、宮城一(国際探究・理数探究)1.53倍、仙台二華(普通)0.90倍、仙台三(理数)1.28倍、仙台向山(理数)0.63倍、宮城野(普通)1.42倍、泉館山(普通)1.40倍、仙台南(普通)1.56倍など。 2025年度宮城県公立高等学校入学者選抜は今後、第1次募集の出願を2月10日から2月14日午前11時まで受け付け、3月4日に学力検査、学力検査終了後または翌日3月5日に面接などを実施する。追試験の学力検査は3月7日、面接などは3月10日。合格者の発表は3月13日午後3時に各校において行われる。