2025年度(令和6年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)1日目の1月18日に実施された科目について、東進、データネット(ベネッセ・駿台)、河合塾、代々木ゼミナールが分析した科目別難易度が出揃った。 地理歴史・公民(『地理総合、地理探究』『歴史総合、日本史探究』『歴史総合、世界史探究』『公共、倫理』『公共、政治・経済』 『地理総合/歴史総合/公共』『旧世界史A』『旧世界史B』『旧日本史A』『旧日本史B』『旧地理A』『旧地理B』『旧現代社会』『旧倫理』『旧政治・経済』『旧倫理、政治・経済』)、国語、外国語(英語:リーディング/ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語:筆記/英語:リスニング)について各予備校が分析した難易度は次のとおり。 難易度はいずれも昨年の共通テストとの比較で示されており、表では難化は赤、易化は青に色分けした。詳細については、各予備校のWebサイトを参照していただきたい。 なお、分析未対応の科目は「ー」、記事作成時に難易度が掲載されていない科目は空欄とした。今後、予備校のWebサイトで追加・修正される可能性があるが、記事公開時点の情報に基づいて掲載する。 地理は、「地理総合」はデータネットと河合塾「標準」、代々木ゼミナールが「昨年並み」。「地理総合、地理探究」は東進が「昨年並み」、データネットが「やや難化」、河合塾と代々木ゼミナールが「標準」としている。「地理総合、地理探究」は昨年の「地理B」と比較している。 歴史は、「歴史総合」はデータネットと代々木ゼミナールが「標準」、河合塾が「難化」。「歴史総合、世界史探究」は東進が「昨年並み」、データネットが「やや易化」、河合塾が「やや難化」、代々木ゼミナールが「標準」。「歴史総合、日本史探究」は、東進が「昨年並み」、データネットと河合塾が「やや難化」、代々木ゼミナールが「標準」としている。「歴史総合、世界史探究」は昨年の「世界史B」と、「歴史総合、日本史探究」は昨年の「日本史B」と比較している。 公民は、「公共」はデータネットと河合塾が「標準」、代々木ゼミナールが2022試作問題と比較して「やや易化」。「公共、倫理」は東進が「やや易化」、データネットが昨年の「倫理」と比較して「昨年並み」、河合塾が「標準」、代々木ゼミナールが「やや難化」。「公共、政治・経済」は、東進が「昨年並み」、データネットが昨年の政治・経済と比較して「易化」、河合塾が「標準」、代々木ゼミナールが昨年の「政治・経済」と比較して「やや易化」としている。 国語については、東進は「やや易化」、河合塾、データネット、代々木ゼミナールは、「昨年並み」とした。 「英語(リーディング)」については、東進、データネット、河合塾、代々木ゼミナール、いずれも「やや易化」としている。「英語(リスニング)」については、東進、データネット、河合塾、代々木ゼミナール、いずれも「昨年並み」としている。 東進、データネット(ベネッセ・駿台)、河合塾は、2日目終了後の1月19日夜に予想平均点を発表する予定だ。大学入学共通テスト2025 特集大学受験2025 特集