マレーシア・クアラルンプール近郊に5つのキャンパスを展開するPine Hills International Schoolが、日本事務局を東京都渋谷区に開設した。これにより、日本人生徒とその家族に対するサポート体制を強化し、安心して学べる環境を提供することを目指す。日本事務局では、短期留学、長期留学、交換留学、グループ研修など、多彩なプログラムを通じて、より多くの日本人生徒に国際教育の選択肢を広げる。
近年、マレーシアは高品質な教育と経済的な費用を両立した留学先として注目を集めており、教育移住を選ぶ日本人家庭も増加している。英語を中心としたカリキュラムや多文化共生の環境は、国際的な進学やキャリアを目指す生徒にとって大きな魅力となっている。このような状況の中、Pine Hills International Schoolには日本の保護者や学生、教育機関からの関心や問い合わせが増えており、日本語によるサポート体制の強化が求められていた。
Pine Hills International Schoolは、日本語の「HENKAN(変換)」というメソッドを掲げ、東洋教育の良さと西洋教育の良さを融合させた独自のプログラムを展開している。こうした教育方針は、日本人生徒とも相性が良く、すでに日本の高校との文化交流プログラムも実施し、国際的な学びの機会を提供してきた。今回の日本事務局の設立を通じて、短期留学、長期留学、交換留学、グループ研修など、多彩なプログラムを提供し、より多くの日本人生徒に国際教育の選択肢を広げることを目指す。また、入学前の相談や手続き、現地での生活サポートを日本語で行うことで、保護者や学生が安心して留学準備を進められる環境を整備する。
Pine Hills International Schoolは、今後も日本の生徒たちが世界で活躍できる人材へと成長できるよう、全力でサポートしていく。マレーシア・クアラルンプール近郊に5つのキャンパスを構える同校は、2001年創業のインターナショナルスクールで、4歳から18歳までの生徒が在籍し、幼稚園から高校まで一貫した教育を提供している。
Pine Hills International Schoolでは、「HENKAN(変換)」メソッドを掲げ、生徒たちが社会に出てグローバルに活躍できるよう、総合的なサポートを行っている。アクティブラーニングの重視、プレゼンテーション能力の向上、日本と欧米の教育スタイルの融合を通じて、次世代のグローバル人材の輩出を目指している。
Pine Hills International Schoolでは、学業だけでなくクラブ活動にも力を入れており、アート、スポーツ、文化活動など幅広い分野で生徒の興味関心を伸ばす機会を提供している。日本事務局の設立により、これまで以上に日本人生徒の留学をサポートし、国際教育の選択肢を広げることが期待される。 《神林七巳》