岐阜県教育委員会は、中学校等卒業予定者数ならびに2026年度(令和8年度)県立高等学校(全日制)入学定員の地区別増減見込みを公表した。2026年度の中学校等卒業予定者数(2026年3月卒・現中2生)は、県全体で今年度より129人増える見込み。それにともない、2026年度県立高校(全日制)の入学定員は岐阜地区で40~80人程度増が見込まれる。 2024年5月1日現在の岐阜県中学校等卒業予定者数は、現中3生が1万7,629人。2026年度卒となる現中2生は129人増え、1万7,758人となる。一転して、2027年度以降は、毎年減少する見込みとなっており、2029年度(現小5生)には1万6千人台、2031年度(現小3生)には1万5千人台、2033年度(現小1生)では1万4千人台まで急激に減少する見通しとなっている。 中学校等卒業予定者数の推移を踏まえて発表された、2026年度県立高校(全日制)入学定員の地区別増減見込みは、岐阜地区が今年度(2025年度)より40~80人程度増の見込み。可茂地区および東濃地区は0~40人程度増の見込みとなっている。 一方、飛騨地区は40~80人程度減、西濃地区および美濃地区は0~40名程度減の見込み。県全体でみると、2025年度の県立高校(全日制)入学定員1万2,445人から増減なしまたは微増が予測される。 実際の入学定員は、学科改編や募集単位の見直しなどにより変動する可能性がある。入学定員は例年、10月後半に確定情報が公表されている。 2025年度岐阜県立高校入学者選抜は、第一次選抜等の出願期間が2025年2月7日~13日正午まで、出願変更期間が2月14日~18日正午まで。検査日は3月5日(一部の高校では3月6日にも実施)、追検査日は3月11日(一部の高校では3月12日にも実施)。合格発表および第二次選抜募集人員の発表は3月14日に行われる。