青森県教育委員会は2024年11月19日、2025年(令和7年)3月県内中学校等卒業予定者の進路志望状況について、第1次調査の結果を公表した。11月5日現在の進学志望率は99.1%。学校・学科別では、青森南(普通)と弘前実業(家庭科学)が各1.88倍でもっとも高かった。 進路志望調査は、青森県内の国公私立の中学校、特別支援学校中学部の2025年3月卒業予定者を対象に11月5日現在の結果をまとめたもの。 2025年3月の中学校卒業予定者数は、前年比498人減の9,278人。高等学校等進学志望者は9,191人。進学志望率は99.1%で、前年より0.4ポイント上昇した。 進学希望者のうち、県内高校(全日制)への志望者数は8,367人(県立6,741人、私立1,626人)。募集人員1万731人(県立7,135人、私立3,596人)に対する志望倍率は0.78倍(県立0.94倍、私立0.45倍)となっている。県立の志願倍率は、前年より0.3ポイント低下し、3年連続で過去最低を更新した。 県立高校(全日制)の学科別志望倍率は、スポーツ科学科1.43倍がもっとも高く、家庭科1.08倍、工業科1.03倍と続いている。普通科は1.00倍であった。 学校・学科別に志望倍率をみると、青森南(普通)1.88倍、弘前実業(家庭科学)1.88倍、八戸工業(機械)1.71倍、青森工業(建築)1.63倍、弘前工業(機械)1.60倍の順に高かった。 このほかのおもな学校は、青森(普通)1.27倍、青森東(普通)1.14倍、青森南(グローバル探究)0.68倍、弘前(普通)1.27倍、八戸北(普通)1.16倍、八戸東(普通)1.14倍、八戸東(表現)0.70倍、五所川原(普通、理数)0.68倍、弘前中央(普通)1.38倍など。 2025年度青森県立高等学校入学者選抜は、一般選抜・特色選抜の出願を2025年2月12日から18日に受け付け、3月6日に学力検査、3月12日に追検査を実施する。合格発表は3月14日。